2021年9月26日 (日)

三番勝負第2局は服部四段の勝利

Seiryu202109260101153加古川青流戦三番勝負第2局▲服部-△井田戦は153手までで、服部四段の勝ちとなりました。終局時間は12時11分で、消費時間は▲服部59分、△井田1時間ちょうど(チェスクロック使用)。服部四段が勝って対戦成績を1勝1敗とし、決着は第3局に持ち込まれました。第3局はこのあと14時から行われます。

(武蔵)

第2局も先手よしに

20210926_139服部四段の着手が早くなってきました。形勢は先手よしと見られています。

Hattori16(服部四段はどのように決めるか)

(飛龍)

第2局も先に井田四段が持ち時間を使いきる

20210926_125

図の局面で井田四段は持ち時間を使いきり、1手60秒未満の着手となります。

Taikyokushitsu17 (両者は上着を脱いで盤に向かう)

Ooban12(その直前、船江六段と稲葉八段の大盤解説もヒートアップ)

(飛龍)

服部四段の反撃

20210926_105服部四段は▲5五桂と包囲網を築き、▲3五歩と銀取りに打ちました。△3五同銀なら▲2五角が厳しく、西川六段は先手よしでもおかしくないと話しています。

_107実戦は△6七と▲7五銀と進みました。後手は駒が当たって忙しく、うまい寄せがあるでしょうか。

20210926_107Hattori15(服部四段は受けに定評がある)

(飛龍)

JR加古川駅周辺(3)

Kakogawa09 (棋士のまち加古川ののぼり)

Kakogawa10 (加古川青流戦ののぼりもあった)

Kakogawa11

Kakogawa12_2 (中央分離帯の植え込みの間にも……)

Kakogawa13 (青流戦と棋士のまちは表裏一体だった)

Kakogawa14 (銀行の店舗のディスプレイにも将棋)

Kakogawa15(方角を示す足元のタイルもおしゃれ)

(飛龍)

第2局大盤解説会

Ooban09(最初に登壇したのはこの2人。昨日からの船江六段と本日来訪の久保利明九段)

Ooban10 (続いて村田智穂女流二段登壇。相方は稲葉八段)

Ooban11_2(さらに村田智弘七段と、右は日本将棋連盟専務理事の脇謙二九段に交代)

(飛龍)

井田四段の攻め

20210926_72上図は▲3四歩の取り込みに△2五桂と跳ねたところ。▲2五同飛なら△8六歩で△6九角の狙いが厳しく残ります。本譜は△2五桂以下、▲7九玉△8六歩▲8八歩△6三銀▲2五飛△5四歩で、桂を取らせる代わりに銀を捕まえました。

20210926_78さらに▲6四歩が切り返しで先手は駒得を主張できますが、△5五歩▲6三歩成△同金▲4七角△8七銀と井田四段は攻め込んでいます。

20210926_84

Ida15(攻める井田四段。バランス型の玉形を生かせるか)

(飛龍)

将棋は頭で指す

Hikae04(11時前、勝負どころを迎えたようです。次の一手は▲3五歩でした)

20210926_65 (飛龍)

2日目午前の控室

2日目午前の控室の模様です。

Hikae01 (西川六段が盤の前で検討していた)

Hikae02(立会人は他棋戦の正副を含めて初めて務める)

Hikae03(盤面モニターと並んで大盤解説会の様子も見られる)

大盤解説者の登壇者については後ほど。

(飛龍)

JR加古川駅周辺(2)

昨日撮影した、JR加古川駅周辺の続きです。Kakogawa05(駅南側のバス乗り場からの景色。地元の百貨店が駅前に建つ)

Kakogawa06 (7階に「かこがわ将棋プラザ」が入っている)

Kakogawa07 (駅前の階段。将棋をはじめ、加古川を代表するモチーフがぎっしり)

Kakogawa08(上段のほうに描かれていた、かつめしの現物。加古川のソールフード)

(飛龍)