2022年10月16日 (日)

齊藤三段、一分将棋に入る

齊藤三段は▲5九金から一分将棋に入りました。苦しい局面が続いていますが、粘っています。

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(開始時の齊藤三段)

(翔)

後手勝勢

△8八竜まで進み、後手勝勢と見られています。△7七角以下の詰めろになっています。

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(開始前の徳田四段。優勝が近づいている)

(翔)

攻め合いに入る

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上図の△7六歩では△5二玉もありましたが、徳田四段が踏み込みました。齊藤三段も▲9二歩成と攻め合いを選びます。

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上図から▲7三同角成。ここも踏み込みます。

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ただ、上図まで進んで後手が優勢と見られています。先手の仕掛けがどうだったか、と言われています。

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(連勝での優勝を目指す徳田四段)

(翔)

第2局大盤解説会

今日も加古川市役所北館(旧青少年女性センター)では大盤解説会が行われています。

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(今日は10時半時点でほぼ満席)

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(村田智弘七段。加古川市の隣の高砂市出身)

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(榊菜吟女流2級は、加古川市出身の久保利明九段門下)

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(大盤解説会控室。井上慶太九段、出口若武六段、稲葉陽八段の姿がある。ほかに日本将棋連盟専務理事の脇謙二九段も来場している)

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(色紙に揮毫する久保翔子女流2級。今月プロ入りした)

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(父親で師匠の久保利明九段が、文字のバランスを指導していた。記者が会場に到着する前には、ふたりで大盤解説会に出演したそうだ)

(翔)

第2局は相掛かり

第2局は相掛かりになりました。

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先手の齊藤三段は積極的に動いて大駒2枚が中段で動き回ります。

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さらに端歩を突きます。

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先手が飛角桂の3枚で軽く仕掛けるのは、昨日の第1局と同じ構図です。第1局で先手だった徳田三段は「ふわふわした気持ちで指してしまった」と反省していましたが、本局の齊藤三段の仕掛けは成立しているのでしょうか。

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(境内にて)

(翔)

第2局対局開始(3)

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(翔)

第2局対局開始(2)

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(駒を並べる前に礼)

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(駒袋を取り出す)

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(徳田拳士四段)

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(齊藤優希三段)

(翔)

第2局対局開始(1)

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(日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段、立会人の阿部隆九段、記録係の横山友紀四段が座る対局室)

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(徳田拳士四段が対局室に向かう)

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(続いて齊藤優希三段)

(翔)

第2局、齊藤三段の先手で開始

10時に第2局が始まりました。初手は▲2六歩。本局は相掛かりに進んでいます。

棋譜再生ページ http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/12/seiryu202210160101.html

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(10時、対局開始)

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(▲2六歩を指す齊藤優希三段)

(翔)

第12期加古川青流戦決勝三番勝負第2局

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第12期加古川青流戦決勝三番勝負第2局、徳田拳士四段-齊藤優希三段は10月16日(日)10時に兵庫県加古川市「刀田山 鶴林寺」で行われます。
持ち時間は各1時間(チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。立会人は阿部隆九段、記録係は横山友紀四段が務めます。
第2局は齊藤三段が先手です。
徳田四段が勝つと優勝決定、齊藤三段が勝つと14時から第3局が行われます。

対局スケジュール
第1局 2022年10月15日(土) 14時開始 徳田勝ち
第2局 2022年10月16日(日) 10時開始
第3局 2022年10月16日(日) 14時開始 ※どちらかが2連勝した場合は第3局は行われない

本局の模様は棋譜・コメントを夏芽が、ブログを翔が担当してお届けいたします。よろしくお願いいたします。

【主催:兵庫県加古川市】https://www.city.kakogawa.lg.jp/

【主催:加古川市ウェルネス協会】http://kakowell.jp/

【共催:神戸新聞社】https://www.kobe-np.co.jp/

【共催:BAN-BANネットワークス】https://www.banban.jp/

Poster

(翔)