(大盤解説会場の真光院)
(船江五段が解説に)
(前期優勝の稲葉聡アマが会場を訪れ、大盤解説にも登壇)
(かつては同門で息ピッタリのコンビ)
(飛龍)
(鶴林寺の「講堂」では生中継観戦が行われている)
(井上慶太九段が解説に立つ)
(大盤解説会場よりも見やすいと評判のスクリーン)
(両対局者の様子もよく見える)
控室では、継ぎ盤を挟んで本局の検討がされています。
(駒を動かす稲葉陽八段と真剣に見つめる山口絵美菜女流1級)
(盤の反対側には村田智弘六段と長谷川優貴女流二段)
対局開始から1時間が経過しました。図は10分の考慮で▲4五歩と打ち、飛車の利きを止めたところ。控室では、代えて▲4三歩△同飛▲5四歩の順が検討されていました。対して井出四段が10分ほど考えています。
大盤解説では序盤の進行の早さが話題になっていました。
(中の空間はゆったりしている)
(稲葉陽八段ともうひとりの解説者は……)
(村田智穂女流二段)
先手、後手は駒を並べ終わった後、上座の自陣から歩を5枚取り、広げられた白布の上によく振って散らします。歩が多く出たら上座の対局者が先手、と金が多い場合は下座の対局者が先手です。
(記録係の徳田二段が白布を広げる)
(今回は岡田康裕加古川市長が振り駒をする。徳田二段が上座の歩を手に取る)
(岡田市長に渡す)
(よく振って)
(白布に散らす)
図は13時30分頃の局面。井出四段の四間飛車に石川三段の居飛車穴熊の対抗になりました。
第1局は振り駒で先後を決めます。井出四段の振り歩先で、振り駒の結果はと金が3枚。石川三段の先手に決まりました。持ち時間の短い棋戦です。序盤は素早く進みました。
(対局開始の礼を交わす両者)
(先手になった石川三段の着手)
(後手番は井出四段)
両対局者は次に揮毫に臨みました。
(井出四段)
(石川三段)
(本局の記念色紙)
(立会人の船江五段も衝立に揮毫した)
検分の後、簡単なインタビューが行われました。
井出隼平四段「加古川青流戦は第1期から出させていただいていますが、勝ち抜けたのが初めてなので、その勢いを生かして今日、明日とよい結果を出したいと思います」
石川優太三段「僕は昨年の第5期が初めての加古川青流戦で、そのときは1回戦負けだったので、まさか今期ここまで残れるとは思っていませんでした。せっかくの機会なので、頑張って指したいと思います」
(書き起こし:夏芽記者、撮影:飛龍)