西山朋佳白玲(女王)に里見香奈女流五冠が挑戦する第2期ヒューリック杯白玲戦七番勝負(主催:ヒューリック)は挑戦者が2連勝スタートを決めました。西山白玲が1勝を返すのか、里見女流五冠が勝ってタイトル奪取にあと1勝と迫るのか。第3局は9月10日(土)、「指宿白水館」(鹿児島県指宿市)で行われます。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒の秒読み。対局開始は9時。本局の先手は里見女流五冠です。立会人は屋敷伸之九段、記録係は貞升南女流二段、現地大盤解説会の解説は高見泰地七段、聞き手は塚田恵梨花女流初段がそれぞれ務めます。
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―― まずは勝たれました里見女流五冠にうかがいます。▲3七銀(45手目)でお二人の対局の前例から離れました。予想されていましたか。
里見 手が広い局面なので、どうやられるかがわからず、難しいかなと思っていました。
―― 先攻して反撃される展開でした。形勢をどう見られていましたか。
里見 方針が難しいかなと思っていたので、自分の棋風に合わせて指していました。
―― 勝ちになったと思われたのはどの局面でしょうか。
里見 最後の△8七銀成(122手目)と角を取ったところです。
―― これで2連勝スタートとなりました。第3局以降の抱負についてお願いします。
里見 間隔が短いのですが、コンディションを整えて挑めたらと思います。
―― 最後に、本局は小学校の跡地というホテルでの対局でした。どのような感想をお持ちですか。
里見 とてもきれいなところで、昨日から細かい部分までお気づかいいただいたのを実感していたので、本当にありがたいなという気持ちでいました。
(敗れた西山朋佳白玲)
―― ▲3七銀は研究手でしたでしょうか。
西山 ひとつのある展開かなと。
―― 中盤は強気の応酬が続きました。どのような方針や意識で指されていましたか。
西山 割りと手なりに指していたつもりでした。
―― 一局を振り返られて、ポイントはどのあたりにあったと思われますか。
西山 結構形勢が揺れ動いたのかなと思います。色々ありましたので、これから精査したいです。
―― 2連敗スタートとなりました。第3局以降の抱負をお願いいたします。
西山 間隔が短いですけど、気持ちを切り替えて挑みたいです。
―― 本局は小学校の跡地というホテルでの対局でした。どのような感想をお持ちですか。
西山 ところどころ名残があって、ユニークな造りで楽しく過ごさせていただきました。スタッフの皆様にも本当にサポートしていただきました。
第2期ヒューリック杯白玲戦七番勝負第2局、▲西山-△里見戦は126手までで、里見女流五冠の勝ちとなりました。終局時刻は18時3分。消費時間は、▲西山4時間0分、△里見3時間56分(チェスクロック使用)。勝った里見女流五冠は2勝0敗、敗れた西山白玲は0勝2敗となりました。
(武蔵)