終局直後
(終局直後の両者)
インタビューが行われました。
(西山白玲は防衛まであと1勝に迫る)
―― 控室では「西山白玲の研究」といわれていた序盤でした。どのあたりの局面まで、見通しは立っていたのでしょうか。
西山 経験はあった形なのですが、難しいと思っていて、具体的な形勢のよさはあまり感じていませんでした。
―― 終始、攻め続けた一局だったと思いますが、竜を自陣に引きつける福間女流四冠のしぶとい受けも印象的でした。72手目△3二竜の局面で、控室の検討では「第2ラウンド」との声もありました。形勢をどのように判断されていましたか。
西山 直前の△6一馬あたりの局面で何かありそうな感じはしていたのですが、手順を少し考えなければいけなかったのかなと思います。
(本局は攻勢が続いた)
―― その後、79手目▲5一飛が入って、再び先手の攻めに勢いが出てきたように思います。
西山 手になったかなと思ったのですが、どの変化でも結構大変だったのかと思います。
―― 3勝目を挙げて、防衛に近づきました。次局の抱負をお願いします。
西山 引き続き、しっかりコンディションを整えて挑んでいくことが大事なのかなと思います。
(続いて福間女流四冠にもインタビューが行われた)
―― 19手目▲3六歩から激しい序盤になりました。前例のない序盤戦でしたが、対局中はどのような心境でしたか。
福間 自然に対応できているのかなと思っていました。
―― 受け続けて、神経を使う一局だったと思います。辛抱が続く中盤戦でしたが、64手目△3七飛成で遊んでいた飛車が働いて反撃の味がでてきたように見えました。
福間 難しいと思っていました。
(あとがなくなった福間女流四冠)
―― 79手目▲5一飛の王手が厳しかったように見えました。ポイントは△3三同竜の選択だったのでしょうか。
福間 竜を引きつけて使う読みでした。本譜は少し忙しくなってしまったかなと思っています。
―― 3敗目を喫してあとがなくなりました。次局に向けての抱負をお願いします。
福間 体調管理に努めて、力を出しきれたらと思います。
(書き起こし:武蔵)
