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昼食休憩明けからしばらくはスローペースでしたが、午後のおやつの時間を境にして局面が動き始めました。きっかけになったのは上図の△4五桂。桂のただ捨てで角の利きをこじ開け、▲同銀△1九角成▲3七桂△2九馬に▲4八玉と進んで下図。馬に近づく強い受けで3八の金にひもをつけつつ、後に▲8九飛が馬に当たります。斎藤慎八段は△2三香には▲2六桂を示しました。前のめりに香の利きを食い止め、△2五歩には▲3四桂と飛車に当てて切り返せます。▲4八玉に対して福間女流六冠は時間を使い、残り時間は1時間を切りました。