2025年6月14日 (土)

決断の角打ち

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▲6五歩(50分)△3五銀(24分)▲6六角(1分)で図の局面。長考で指された△3五銀に対し、斎藤八段は読み筋とばかりに▲6六角。この決断の早さに「お!」「自信ありか」「やってこい叡王! ですね」と、検討陣は次々に声を上げました。

直線的な変化に突入する可能性もあるようです。1図から△8六飛▲3六歩△4六銀▲4七歩△7六飛▲3三角成△同金▲4六歩(変化図)が指摘されました。

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変化図は▲銀桂△角の2枚換えで先手が駒得。▲3五歩△同歩▲3四歩のように、3三金を目標に攻めれば2八飛の成り込みを狙えます。検討陣は「(変化図で)△7四飛と引くようでは後手自信なし」との見解で、伊藤叡王の対応が注目されます。

Dsc_7741(岡崎洋七段が来訪。高校卒業まで柏市に住んでいたそうだ)

Dsc_7722(竹部さゆり女流四段も現地へ)