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表彰式を終えると場所を3階へと移し、本日行われた第2局と第3局の感想戦が行われました。
(対局室ではなくなり、盤側から見た両者の座り位置が左右逆になっていた)
(西田四段はデビュー1年目での優勝を果たした)
(井田四段は惜しくも連覇ならず)
(感想戦は第2局、第3局のいずれも行われた)
(そこには優勝者のホッとした表情があった)
以上で加古川青流戦三番勝負の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。第8期も引き続きよろしくお願いします。
(潤)
(西田四段が優勝スピーチを行った)
(井出四段も続いてスピーチを行った)
(佐藤康・日本将棋連盟会長が、主催者、協賛の各社に御礼の言葉を述べた)
(岡田・加古川市長も御礼の言葉を述べた)
(表彰式終了に際し、拍手が沸き起こるなか、両対局者は観客席に向かって丁寧にお礼を返していた)
(佐藤康・日本将棋連盟会長が、表彰状を読み上げていた)
(西田四段に表彰状が手渡された)
(岡田・加古川市長からは、優勝カップと目録が贈呈された)
(井出四段には準優勝カップと目録が贈られた)
終局後、両対局者は大盤解説会場へと関係者とともに向かいました。
(対局者が解説会場に到着したとの報を聞き、控室へと引き揚げる脇・・日本将棋連盟常務理事)
(両対局者が到着。解説会場から大きな拍手に包まれた)
(優勝した西田拓也四段)
(井出隼平四段は連覇ならずも、笑みが見られた)
(久保王将も柔らかな表情で両者の話を聞いていた)
(インタビューが終了。引き続き表彰式へと移った)
第7期加古川青流戦決勝三番勝負第3局は113手で西田四段が勝ち、対戦成績を2勝1敗として優勝しました。終局時刻は16時22分。消費時間は▲西田1時間0分、△井出1時間0分(チェスクロック使用)
(飛龍)
図は16時12分の局面。一手違いの最終盤で、手番を握っている西田四段が寄せきれるかどうかの勝負となったようです。
図は16時すぎの局面。この▲3六銀の考慮中に、西田四段も持ち時間を使いきり、両者一分将棋に入りました。
図は15時53分ごろの局面。井出四段はこの△5六銀の考慮中に持ち時間を使いきり、一分将棋に入りました。対して西田四段は9分弱残しています。
図は15時45分ごろの局面。井出四段が6三にいた金を6四に立って先手の角筋から逃げたところです。北浜立会人はこの△6四金を「勝負を懸けた一手」と話しており、「後手にとって危険な順がたくさんあるところで、もし勝てば勝因となりそうです」と、解説しました。
(検討を行う北浜立会人)
図は西田四段が▲4六歩と突いて銀ばさみを掛けた局面。ここで△4四歩は、▲5七歩△6五歩▲同桂△同銀▲同銀で、次に▲5四銀が厳しく、先手が指せそうと北浜立会人は見解を示しました。