近年は振り飛車の出だしから居飛車になったり、またその逆が発生したりと局面が複雑化しているため、左右反転させた局面で検討することがひそかなブームになっています。本局も、2つの継ぎ盤が作られました。
(反転させていない継ぎ盤。井上九段と久保二冠が検討する)
(左右反転バージョン。どちらのほうが考えやすい?)
(翔)
本局は角交換振り飛車の出だし。この決勝三番勝負は3局とも序盤で角交換になりました。 船江四段が▲7五歩と突いたことで、後手・宮本三段も△7二飛と振り戻し、相居飛車のような展開になりました。 お互い1歩を手持ちにし、角換わり腰掛け銀に似た形になりました。船江四段が先攻したのが現局面です。 (開始前、船江四段)
(宮本三段の後ろ姿からも緊張が伝わってくる)
(坪井1級による振り駒)
(船江四段の振り歩先)
(歩が3枚出て船江の先手になった)
(深々と頭を下げ、対局開始)
(今回もほぼ同時に二人が入室)
(駒を並べ始める)
(宮本広志三段)
(駒音高く)
(無人の対局室)
(チェスクロックが刻む時は、既に戻されている)
(記録係の坪井1級が準備を始める)
(盤・駒・脇息・座布団)
(清水理恵子さん。本局もBAN-BANテレビで中継が行われる)
(谷川九段、樽本市長、村井理事長)
(初手を指す船江恒平四段)
第3局は振り駒の結果、歩が3枚出て船江四段の先手となりました。14時に対局開始。第1局と同じく、初手は▲2六歩でした。
(加古川市役所)
(市役所前にある鹿児の庭)
(右は一昨年に「将棋の日」が行われた加古川市民会館。左奥から歩いてくるのは……)
(村田智穂女流二段、神吉宏充七段ら)
(加古川市役所、新館前)
(対局場の加古川市立青少年女性センター)
(青流戦のポスターが貼られている)
(会場前)
(会場内に貼られているポスター。加古川ツーデーマーチは毎年の恒例行事)
(会場前に咲いている花)
(詰将棋作品集を手にする宮本三段)
(船江四段は弟弟子の菅井五段と語らう)
(関係者の昼食)
(船江四段は控え室を訪れ、清水さんと談笑していた)
(昼食を済ませたあとに散歩に出たという宮本三段も戻ってきて、坪井1級らと語らっている。第2局が比較的早い終局だったため、第3局まではまだ時間がある)