加古川市は兵庫県南部にある、瀬戸内海に面した市です。
市内にはJR東海道本線・加古川線、山陽電鉄が走っています。JR大阪駅からJR加古川駅はおよそ50分の道のりです。
加古川市は同市在住の井上慶太九段が主宰する「加古川将棋倶楽部」があるなど、非常に将棋が盛んな地域として知られています。
同市ゆかりの棋士が多く(久保利明棋王・王将、井上慶太九段、神吉宏充七段、稲葉陽五段、船江恒平四段)、「棋士のまち」として将棋に力を入れています。これまでに、第58期名人戦(2000年)、第23期竜王戦(2010年)、第60期王将戦(2011年)の3つのタイトル戦と、第35回将棋の日(2009年)が開催されました。
また、今年開催された学校対抗3人制団体戦「文部科学大臣杯第7回小・中学校将棋団体戦」小学校の部では加古川市立東神吉小学校(岡本詢也、松岡亮真、橋本貫汰)が全国優勝を果たしました。
樽本庄一市長は将棋に理解があり、市のホームページにあるたるもとの「一“筆”懸命」にも将棋の話題が登場しています。
(加古川市ホームページのトップページ画像。左上の目立つところに「棋士のまち加古川」のページへのリンクがある)
(翔)
おはようございます。いよいよ本日、加古川青流戦の初代チャンピオンが決まります。
栄冠を手にするのは地元・加古川市出身の船江恒平四段か、先勝した宮本広志三段か。
対局場は加古川市立青少年女性センター。第2局は9時から、(第2局が船江勝ちの場合)第3局は14時から開始します。
立会人は谷川浩司九段、記録係は坪井祐二1級。
インターネット中継では村田顕弘四段を現地にお招きし、解説していただきます。
本日はよろしくお願いいたします。
(「棋士のまち加古川」の幟が駅前にはためく。字は米長邦雄・日本将棋連盟会長=永世棋聖=の筆による)
(対局場の加古川市立青少年女性センターはJR加古川駅から徒歩20分ほど。また「かこバス」の「市役所前」下車。JR加古川駅-市役所前は100円)
(翔)