第3局は奈良対局
西山朋佳白玲(女流三冠)に福間香奈女流五冠が挑んでいるヒューリック杯第4期白玲戦七番勝負は、第1局を西山白玲が、第2局を福間女流五冠が制し、両者1勝1敗のタイになりました。
続く第3局は9月21日(土)、奈良県奈良市「ふふ奈良」「瑜伽山園地 茶室:たく庵」で行われます。立会人は稲葉陽八段、記録係は佐々木海法女流初段が務めます。対局は9時に始まり、先手は福間女流五冠。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)で、昼食休憩は12時から13時まで。途中10時と15時におやつが出される予定です。
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福間女流五冠は銀を捨てて、勝負を決めに出ました。▲3六同玉△5四馬▲4五桂打の局面で、深浦九段は「詰みがありそうですね」。控室は後手勝勢と見て、終局に備えます。西山白玲の残り時間は29分、福間女流五冠は22分です。
上図▲8一銀成に△9三角なら▲9五歩から目標にできます。福間女流五冠は△6五馬と角を見捨て、▲8二成銀△6四馬▲8三成銀△6五馬▲7三成銀に△5五歩(下図)と進めました。
嫌みな歩を取り払い、△5四桂や△5四馬の楽しみがあります。
モニターに△8九角が映ると、深浦九段は「これは受けの決め手になるかもしれません」と見解を述べました。▲9七飛△5六角成のあと、△6五馬から△6四角と桂を取って自玉が手つかずとなります。控室では、福間女流五冠優勢と見られています。




西山白玲が自玉の堅陣を頼りに踏み込みました。香捨ての強手で1歩を取り、上図から△6四同角▲6五桂△9四歩▲7三桂成△同桂▲7七角(下図)と進みました。
負担の香を捨てて駒損にはなりましたが、後手玉の守りを薄くしています。検討する深浦九段と西浦会長は「思いきったさばきですね」と声をそろえました。




