終局直後インタビュー
(勝った福間香奈女流六冠)
□福間女流六冠のインタビュー
―― 序盤の駒組みについて。
一手ずつ考えていくような将棋だったので、時間を使いながらという感じでした。
―― 昼食休憩となった40手目△3三桂の局面の形勢について。
一瞬、金無双がしっかりしているので、軽く動いていくような展開にできればと思っていました。
―― 指しやすくなったと思われた局面は。
△1七馬から△2七馬(56手目から58手目)で、少し指しやすいのかなと思っていました。
―― 勝ちになったと思ったところは。
△8四桂(84手目)と打ったあたりです。
―― 第4局への意気込みは。
体調管理に気をつけて、一生懸命頑張りたいと思います。
―― 駒組みの工夫について。
▲6六角(37手目)と動いていったんですけれども、△6四角(42手目)のような切り返しで、本譜のような順ではあまり思わしくないように思います。
―― ポイントになった局面は。
△6四角に▲5五歩などが勝負になるのかなと思っていたので、本譜がジリ貧になってしまったことを思えば、そういうふうに勝負するべきだったのかなと思います。