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2021年7月

2021年7月 9日 (金)

▲加藤圭-△西山 西山女流三冠がリード

20210709c図は13時20分過ぎの局面です。後手の西山女流三冠が駒得しながら相手の大駒を押さえ込み、リードを奪っています。加藤圭女流二段は、玉側の縦の厚みを生かして何とか紛れを求めたいところです。

Dsc_08831 (西山女流三冠)

▲加藤圭-△西山 対局再開

Dsc_08821 (早めに盤の前に戻って考える西山女流三冠)

Dsc_08921 (加藤圭女流二段は再開直前に戻ってきた)

Dsc_08971 (加藤圭女流二段は、桂損がほぼ確定している状況。うまく代償を得られるか)

▲渡部-△里見香 対局再開

再開前
(再開前の様子。両者ともに早めに対局室に戻っていた)

渡部女流三段

里見女流四冠

対局再開
(12時40分、再開直後に渡部女流三段が▲2四飛を指す)

盤面
(飛車角交換)

対局再開
(激しい攻め合いの本局。流れを引き寄せるのはどちらか)

▲加藤圭-△西山 休憩時の対局室

Dsc_08721_2 (昼食休憩時の対局室)

Dsc_08731_2 (手番の西山女流三冠の側から見た盤面)

Dsc_08741_2 (西山女流三冠の盆)

Dsc_08751_2 (加藤圭女流二段の盆)

▲渡部-△里見香 休憩時の対局室

芙蓉の間
(昼食休憩時の芙蓉の間)

盤面
(里見女流四冠側から見た、56手目△5四飛の局面)

駒
(本局の使用駒は、児玉龍兒師作の錦旗書)

残り時間
(両対局者の残り時間)

▲加藤圭-△西山 昼食休憩

20210709bこの局面で西山女流三冠が7分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲加藤58分、△西山1時間0分(チェスクロック使用)。昼食の注文は、西山女流三冠が「玉子雑炊」(鳩やぐら)。加藤圭女流二段は注文なしでした。対局は12時40分に再開されます。

▲渡部-△里見香 昼食休憩

△5四飛

▲渡部-△里見香戦は、図の56手目△5四飛の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡部女流三段57分、△里見女流四冠1時間2分。昼食は、里見女流四冠がきつねうどん(やまがそば)、渡部女流三段がポークジンジャーめし(小雀弥)。対局は12時40分に再開します。

▲加藤圭-△西山 後手四間飛車の力戦形に

20210709a図は11時頃の局面です。戦型は後手四間飛車の対抗形。加藤圭女流二段は中飛車党ですが、対抗形の居飛車を持つこともあります。先手がエルモ囲いからの急戦を見せると、後手は3二金型に構えて急戦に備えました。すると先手は角の転換から玉形を組み替え、あまり見ないような力戦形に落ち着いています。

Dsc_08521 (加藤圭女流二段。初のタイトル戦出場を目指す)

▲渡部-△里見香 ゴキゲン中飛車

△3五歩

▲渡部-△里見香戦は、里見女流四冠のゴキゲン中飛車に対し、渡部女流三段は「超速▲3七銀戦法」で対抗しました。里見女流四冠が早い段階で飛車先の歩を交換しましたが、それに乗じて渡部女流三段も積極的に反発し、局面は中盤戦に入っています。

里見女流四冠
(里見女流四冠は、得意のゴキゲン中飛車で中央突破を目指す)

▲加藤圭-△西山 対局開始

西山朋佳女流三冠-加藤圭女流二段戦の対局開始時の様子です。西山女流三冠の振り歩先で行われた振り駒の結果は、と金が5枚。加藤圭女流二段が先手になっています。

Dsc_08281 (先手の加藤圭女流二段)

Dsc_08111 (後手の西山朋佳女流三冠)

Dsc_08501 (開始からは、早いペースで手が進んでいた)