2015年10月25日 (日)

決勝三番勝負第3局(開始前)

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(加古川は雲ひとつない青空が広がっている)

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(開始30分前、まだ対局室に人はいない)

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(いよいよ迎える最終戦。第1局、第2局はどちらも137手で終局した)

(夏芽)

終局直後(2)

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(第3局に備えて、感想戦は口頭のみで、すぐに終了した)

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(第2局終了。果たして優勝の栄冠はどちらに輝くのか)

(夏芽)

終局直後(1)

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(終局直後の様子)

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◆終局直後の稲葉聡アマのコメント◆

「第2局を勝ち、第3局が指せることがとてもうれしい。第2局に関しては自信がない局面がずっと続きました。第3局は熱戦になるように頑張ります」

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◆終局直後の増田康宏四段のコメント◆

「終盤は勝ちになったところもあるかなと思いましたが、稲葉さんにうまく粘られました。第3局も自分の力を精一杯出して頑張りたい」

(夏芽)

第2局は稲葉アマが勝ち、1勝1敗のタイに

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決勝三番勝負第2局は137手で稲葉アマの勝ちとなりました。終局時刻は12時44分。消費時間は▲稲葉アマ1時間0分、△増田1時間0分(チェスクロック使用)。その結果、三番勝負の対戦成績は1勝1敗となり、決着は14時から行われる第3局に持ち越されます。

(飛龍)

角の重ね打ち

時刻は12時30分を回り、局面は123手目▲4二角打まで進みました。この角の重ね打ちの評判がよく、ここにきて「稲葉アマがリードしたのではないか」と見られています。

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(モニターに映る対局室の映像。スピーカーからはずっと秒読みの声が聞こえている)

(夏芽)

攻め合い

局面は101手目▲2六桂まで進みました。互いに相手玉を目指した、速度勝負になっています。

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(控室では稲葉七段と井上九段が継ぎ盤をはさんでいる)

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(大盤解説会場は加古川市出身の久保利明九段が担当している)

(夏芽)

現地大盤解説会(5)

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(会場には、朝からたくさんの来場客が訪れている)

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(現在は、井上九段と脇謙二八段が解説を担当)

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(決勝戦の立会人を務めている脇謙二八段)

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(そして後続へバトンタッチ。登場したのは……)

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(神吉宏充七段。本日はライトグリーンのスーツ)

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(ちょっと目を離した隙に熱戦になっとるやないか!と第一声)

(夏芽)

残り時間が少ない増田四段

時刻は11時30分を回りました。将棋は相矢倉らしい、攻め合いになっていますが、ここまで両者の消費時間は▲稲葉アマ38分、△増田四段58分(持ち時間各1時間)と、かなり差がついています。

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(残り時間が少ない増田四段。このあとは秒読みとの勝負にもなりそうだ)

(夏芽)

谷川九段が大盤解説会場に登場

大盤解説会場は、谷川浩司九段と村田智穂女流二段にバトンタッチしています。

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(谷川浩司九段が相矢倉のポイントを分かりやすく解説)

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(聞き手を務める村田智穂女流二段)

(夏芽)

銀の位置の違い

対局開始1時間が経過しました。互いに駒組みが完成し、少しずつ開戦に向かっています。

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図は37手目▲2六銀と上がった局面。もし、この右銀が3六へ上がれば第3期加古川青流戦決勝三番勝負第1局▲千田翔太四段-△佐々木勇気四段戦(段位は当時)と合流するところでした(参考1図) 。銀の位置の違いは、このあとどう影響するでしょうか。

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また稲葉アマは、昨年7月の朝日杯将棋オープン戦(一次予選)で、畠山鎮七段と対戦したとき、後手の立場で同じ形を指しており、その将棋は、本譜▲2六銀に代えて▲1五歩△8四銀(参考2図)の進行でした。

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(夏芽)