2023年11月 4日 (土)

藤本四段、工夫の序盤

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後手の藤本四段は、2筋の歩の交換を許して駒組みを進めています。あえて飛車先の歩を交換させる手順には手得から速攻を狙っていることが多いですが、本局ではそうではなさそうで、どのような工夫があるのでしょうか。

立会人の長岡裕也六段は「ふたりはインターネット対局での研究会でよく指しているそうなので、吉池三段得意の右玉対策という意味かもしれません」と話しています。

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(記念撮影の合間に言葉を交わす藤本渚四段と吉池隆真三段)

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(控室にはたい焼きの差し入れ。加古川市出身の久保利明九段の同級生のお店だそうで、久保九段が自身のSNSで紹介している)

(翔)

対局開始(4)

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(14時に対局が始まった)

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(吉池隆真三段の初手は▲2六歩)

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(藤本渚四段の2手目は△3四歩)

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(藤本渚四段)

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(吉池隆真三段)

(翔)

対局開始(3)

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(木村朱里女流1級が振り駒の準備をする)

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(岡田康裕・加古川市長による振り駒)

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(と金が3枚出て、吉池三段が先手になった)

(翔)

対局開始(2)

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(藤本渚四段)

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(吉池隆真三段)

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(小野享平・加古川市ウェルネス協会理事長、井上九段、長岡六段、岡田康裕・加古川市長が見守っている)

(翔)

対局開始(1)

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(開始30分ほど前の対局室。日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段、立会人の長岡裕也六段が談笑。記録係の木村朱里女流1級が駒を磨いている)

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(吉池隆真三段が先に対局室に向かう)

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(藤本渚四段も対局室へ)

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(礼をして駒を並べ始める)

(翔)

吉池三段の先手で対局開始

第13期加古川青流戦決勝三番勝負第1局、岡田康裕・加古川市長の振り駒でと金が3枚出て吉池隆真三段が先手になりました。

対局は14時に始まっています。

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(開始直前の対局室)

(翔)

記念の揮毫

検分が終わったあと、色紙などに揮毫しました。

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(藤本渚四段)

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(吉池隆真三段は1枚目を書き終えると「手が震えます」)

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(慣れぬ揮毫に不安を隠しきれない様子の藤本四段)

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(吉池三段は藤本四段の様子をうかがう)

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(両対局者の名前が入った色紙)

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(こちらは後日、加古川将棋プラザで展示される予定)

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(ひとりひとりの色紙は事前に準備したもの。こちらは大盤解説会場の来場者に贈られる予定)

(翔)

対局室検分

記念撮影のあと、対局室の検分が行われました。

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(対局室は鶴林寺の「浄心院」の一室)

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(本局で使用する駒を見る藤本渚四段)

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(思わず手を出した吉池隆真三段は「で、何をすればいいんでしょうか」)

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藤本四段「私なんかが触っていいんですか」
長岡六段「今から使う駒ですから」

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(動きが止まる両対局者に長岡六段が「もっと大きな駒も置いたら」と声をかけ、関係者がにこやかな表情になる)

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(藤本四段は飛車と歩を、吉池三段は飛車と桂馬を置いた)

その後、照明や室温の確認が行われました。

(翔)

記念撮影(2)

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(対局者ふたりで撮影)

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(対局室へは歩いて移動)

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(長岡裕也六段が場を盛り上げ、にこやかな表情のまま到着した)

(翔)

記念撮影(1)

対局者の藤本渚四段と吉池隆真三段を初めとした一行は11時頃に鶴林寺に到着。

早速記念撮影が行われました。

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(鶴林寺に到着した一行)

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(国宝の本堂前で、藤本渚四段、立会人の長岡裕也六段、吉池隆真三段の順に並んで記念撮影)

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(あいにくの曇り空だが、周囲は明るい)

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(藤本渚四段)

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(吉池隆真三段)

(翔)