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2023年11月 5日 (日)

両者一分将棋に

2023110595

▲9五歩から藤本四段は一分将棋に入りました。吉池三段も次の手を考慮中に一分将棋に入っています。

(翔)

先手が受けに回る

2023110591

図は△6五歩の銀取りに▲7七銀と引いた局面。香得の先手がやや指せるとは見られていますが、受けに回っているので、後手が一気に穴熊を攻略する展開になることも考えられます。

ここから吉池三段は△9五歩と端を攻めていきました。

(翔)

鶴林寺境内

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(国宝の本堂)

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(太子堂。こちらも国宝)

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(絵馬が奉納されていた)

153

(本堂の鬼瓦)

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(今日の加古川市内は雲一つないいい天気)

(翔)

歩得の先手

2023110567

図は藤本四段が4七にいた銀を5八に引いて、4五歩を取られないようにした局面です。少し前に吉池三段が4筋の歩を突き捨てているため、先手が1歩得になっています。

立会人の長岡六段は「このまま後手がじっとしていると歩得の先手がよくなります。例えば▲4九飛~▲2六角となれば金2枚を狙う形になります。それから▲4三歩成まで進めば先手が勝ちますよね。そうならないために、後手はそろそろ動いていきそうです」と話しています。

044

(対局開始前、席に着いた藤本渚四段)

(翔)

許すか、許さないか

2023110545

図は▲9九玉と引いた局面。▲9九玉に代えて▲3五歩△同歩▲同飛には△3一飛と回って、△4五歩▲同歩△6五桂(▲同歩は△7七角成~△3五飛と飛車を取られる)の筋があります。

「さて、許すか、許さないかですよ」と立会人の長岡裕也六段。先手が▲8八金~▲7八金右まで組めると上記の△3一飛の筋がなくなるので▲3五歩と突きやすくなります。それを許さないと△6五歩や△1五歩と動くか、△7二玉など手待ちするか、分岐点になっています。

135

(控室に用意されたモニターには、大盤解説会に羽生善治九段と榊菜吟女流2級が登壇する様子が映っている。控室からは「榊さん、がんばれ」と声援が送られる)

(翔)

加古川観光協会(2)

010

井上九段「加古川パスタ、おいしいですよ」

018

(地域の施設案内、観光案内が多く用意されている。「棋士のまち加古川」のパンフレットもある)

020

(涼宮ハルヒシリーズなどで活躍するイラストレーター、いとうのいぢさんのイラストが展示されている)

(翔)

加古川観光協会(1)

コロナ前に加古川青流戦の前夜祭が開かれていた、加古川プラザホテルの1階に移転した加古川観光協会を訪問しました。加古川土産の購入もできます。

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(井上慶太九段らとともに)

003

(加古川観光大使のサイン色紙が飾られている)

004

(久保利明九段、井上慶太九段)

005

井上九段「アキラはいつの写真や」

013

(稲葉陽八段)

008

(船江恒平六段)

007

(横山友紀四段)

(翔)

吉池三段の右玉

2023110532

第2局は、後手番の吉池三段が得意の右玉を披露しました。日本将棋連盟のホームページに掲載された展望記事(下記)では藤本四段が吉池三段のことを「右玉イケメン」と話しています。今期は対振り飛車でも右玉を指して勝ち上がってきました。

【第13期加古川青流戦 ―決勝三番勝負展望―】
https://www.shogi.or.jp/column/2023/11/13kakogawa_outlook.html

078

(開始前、駒を並べる吉池隆真三段)

(翔)

対局開始(3)

111

(初手▲2六歩を指す藤本渚四段)

114

(吉池隆真三段の2手目は△3四歩)

123

(藤本四段)

133

(吉池三段)

(翔)

対局開始(2)

056

(全員がそろい、一礼)

063

(藤本四段が王将を置く)

066

(藤本渚四段)

088

(吉池隆真三段)

(翔)