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2022年10月16日 (日)

表彰式(2)

314

(徳田拳士四段)

「なかなか奨励会に入ってから、トロフィーとかカップとかいただく機会がなかったので、久々にこのような賞をいただけて素直にうれしく思います。こういう賞をいただくために日々努力して、また、こういう舞台に戻ってきたいと思います。どうもありがとうございました」

324

(齊藤優希三段)

「結果としては残念だったのですが、それでも加古川の大舞台で戦えて、本当にいい経験になりました。準優勝という結果でしたが、この経験を生かしてまた頑張りたいと思います。本日はありがとうございました」

333

(来場者から大きな拍手で祝福された)

342

(脇謙二・日本将棋連盟専務理事のあいさつ)

「本日はたくさんの方にお越しいただきまして、ありがとうございます。齊藤三段は初めてお会いしましたが非常に好青年で、ぜひ来年は四段になってこの舞台に帰ってきてほしいと思います。徳田四段はすごく勝ってはるそうで、私も、井上常務理事も負かされました。これまで1回しか負けておらず、もしかしたら中原誠十六世名人の年間勝率の記録(1967年度、0.855)を更新するんじゃないかと期待しています。こういう若いふたりが機会を盛り上げていってくれたらと思います」

354

(岡田康裕・加古川市長のあいさつ)

「今日は表彰式の会場に来まして、例年より人が多い気がしました。棋士の皆様にわぁっとカメラを向ける熱気もいつもより熱く、主催する身としてはありがたく思います。徳田さんは連勝していて、9割以上勝っていると聞いて、素人ながら驚いています。齊藤さんも新人王戦をはじめ、準決勝、決勝にぐいぐい来られている方で、控室等で棋士の皆さんも『そういうところで勝たれている方はあとでぐんと伸びてくるんですよ』ということでしたから、楽しみなおふたりだなと思っています。
 皆様もご存知の通り、過去の青流戦で決勝まで来られた方がタイトルホルダーになるような事例も出てまいりました。まさに若手の登竜門になってきているのかなと思いまして、私たちもわくわくしながら見ています。
 今年度は加古川市ウェルネス協会の主催で第1回の高校生大会(8月開催のウェルネス杯第1回棋士のまち加古川 高校将棋大会)も開きまして、市外・県外からも高校生がお越しになってにぎやかでした。将棋連盟の皆さんと相談しながら将棋振興に努力してまいりますので、引き続き応援していただければと思います」

(翔)