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第2局は162手で千田四段が制して三番勝負は1勝1敗になった。
11時55分頃の局面。
先手はじっくり駒組みする方針を選択しました。現在先手は2歩得で、持ち歩の数も先手の3歩に対して、後手は0。控室ではこの差が大きいと見られて先手持ちの見解は変わっていません。
対局室には、千田四段が秒を読まれる声が響きます。昨日と同様に中盤で時間を使い果たした千田四段。この難局を乗り切れるでしょうか。
解説会は、加古川ゆかりのトッププロ久保利明九段と長谷川優貴女流二段が登場。
「こういう将棋は指したことがないから解説が難しいですけど、どっちかを持てと言われたら、3歩持っている先手を持ちたいですね」(久保九段)
久保「千田さんは関西の棋士ですが、長谷川さんは記録を採ったことはありますか?」
長谷川「はい。一度記録を採らせていただいたんですが、感想戦が終わった後にすごく詳しく教えていただいたことがあります」
(八雲)