終局直後
▼勝った西山朋佳白玲の談話
――本局のポイントを挙げると?
西山「もともとは形勢がよくできそうかなといったところはあったのですが、△4五歩(46手目)に▲同飛と取られて△2五飛と回られる手(があること)を軽視していました。そこからふいにしたか、少し悪くしてしまったのかなと思っていて、そのあとは何とか粘りのある形を探していました」
――手応えを感じたのは?
西山「△4六馬(176手目)~△6五馬が2つ攻防になっているので、苦しかったのですが、そのあたりでもしかしたらと思っていました」
――次局に向けて?
西山「2週間後と空きますので、しっかりコンディションを整えたいなと思います」
▼敗れた福間香奈女流六冠の談話
――西山白玲は苦しいと感じていた。手応えは?
福間「難しいかなと思っていました」
――よくなった、あるいは戦えそうと思ったところはあったか
福間「(65手目▲9三歩成の周辺で)うまく端に嫌みがついたので、そのあたりは難しいなとは思ったのですが」
――次局に向けて
福間「引き続き、体調管理に努めて頑張りたいと思います」
(インタビュー、書き起こし:飛龍)