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(井出四段は明日、史上初の加古川戦連覇に挑む)
(第2局は先手番となる西田四段は、どんな作戦を用いるだろうか)
(活発な感想戦が行われていた)
以上で本局の中継を終了いたします。このあと18時から加古川プラザホテルで、交流レセプションが行われます(事前申し込み制)。その模様は本日の夜に掲載致します。また三番勝負第2局は、明日22日(日)の10時に開始予定です。明日の中継もどうそお楽しみください。
(潤)
(終局直後、西田四段は頭に手をやっていた)
(幸先のいい勝利を挙げた井出隼平四段。加古川青流戦連覇まであと1勝とした)
(得意の四間飛車穴熊で敗れた西田拓也四段。第2局以降の巻き返しを目指す)
加古川青流戦三番勝負第1局は、15時37分、124手で井出四段の勝ちとなりました。消費時間は両者1時間(チェスクロック使用)。三番勝負第2局は、明日22日(日)の10時に開始予定です。
図は15時30分ごろの局面。馬を逃げると詰まされる西田四段が、7八にいた馬で△8九馬と桂を取り、最後の突撃を掛けたところですが、先手玉に詰みはなさそうと見られています。
図は15時28分の局面。井出四段は手にした角を1八にそっと置き、王手竜取りを掛けました。竜はヒモつきではあるものの、消されてしまうのは後手に取って非常に痛そうです。
図は15時20分ごろの局面。西田四段が攻防の角を放ったところ。先手玉は△8九馬からの詰めろになっており、井出四段はどのように対抗するでしょうか。
(記者に解説を行う北浜立会人)
図は15時13分の局面。井出四段は馬を逃げずにと金を作り、穴熊の勝ちパターンである食いつきに出ました。北浜八段は先手優勢の見解を示しています。
大盤解説会場のひとつ下の階に、棋士の控室がありました。
(14時20分ごろ、大盤解説会場の控室で検討が行なわれていました)
(稲葉陽八段。加古川にゆかりのある棋士だ)
(村田智弘六段。隣の高砂市の出身だ)
(窪田義行七段は龍の描かれた扇子を広げていた)
(船江六段)
図は15時ごろの局面。後手は二枚飛車による攻めですが、先手の穴熊が堅く、また後手の穴熊が金1枚と心許ない形でもあり、控室では先手よしと見られています。
14時5分ごろ、大盤解説会の解説者が交代となりました。
(解説のバトンを受けた北浜立会人と糸谷哲郎八段)
(糸谷八段は西田四段と同じ森信雄七段門下で、兄弟子となる)
(北浜立会人は立会人業務があるため、すぐの退室となった)