第1局感想戦(2)
井出四段「▲4五歩(63手目)打たれたあたりから、ずっと苦しさを感じて指していましたが、飛車を使えてから実戦的には接近していたのではと思います。最後は△9三桂(126手目)と打ったあたりから優位を意識しました。こういう流れで勝てて運がよかったので、明日は勢いよく、自分らしい将棋を指そうと思います」
石川三段「最初▲4六歩(57手目)と仕掛けたあたりは、難しいのですが、どちらかと言えば僕のほうが少しやれるのかなと思っていました。ただ、そのあとがちょっと、よくできそうな局面で自分から崩れてしまった気がします。終盤も何かあったかもしれませんが、よく分からなかったです。明日はあとがないので、なんとか食らいついていければと思います」
(書き起こし:夏芽記者、写真:飛龍)
第2局は明日の10時開始の予定です。
(飛龍)