第11期三番勝負

2021年9月26日 (日)

2日目スケジュール

おはようございます。本日のスケジュールは以下のとおりとなります。

10時 第2局対局開始、大盤解説会開始
14時 第3局対局開始、大盤解説会開始 (第2局で決着しない場合のみ実施)
決着後 大盤解説会場で表彰式 (両対局者が大盤解説会場に移動してきます)

大盤解説会については以下のとおり。

会場:加古川市立青少年女性センター(4階大会議室) ※対局の行われる鶴林寺ではありませんので、ご注意ください。
アクセス:JR加古川駅から徒歩20分、またはJR加古川駅南側バス停3番乗り場よりかこバスで7分、「市役所前」下車
定員:100名
参加料:無料

最新情報につきましては、当日ご来場前に加古川市ウェルネス協会のホームページでご確認ください。

Asa1(国宝の太子堂。現地は曇り)

(飛龍)

2021年9月25日 (土)

第1局感想戦

Ida07_2 (井田四段は優勝まであと1勝に迫った)

Hattori08 (服部四段は捲土重来なるか)

Kansou01 (感想戦の様子)

Kansou03

Kansou04

Kansou05(感想戦は30分足らずで終了した)

Ooban08(終局後、大盤解説会場では2人の新四段に花束が贈られた。控室のモニターより)

以上で第1局の中継を終了します。明日もお楽しみに。

(飛龍)

第1局終局直後

Ida04 (幸先よく先勝した井田四段)

Hattori05(敗れた服部四段はあとがなくなった)

Taikyokushitsu08 (インタビューの前に上着を羽織る)

Ida06

(インタビューに答える井田四段)

――勝ちと思ったところは?

井田 ▲3五飛成(91手目)と銀を取ったところですね。

――こうしたお寺での初めての対局について

井田 もうちょっと緊張するかと思っていたのですが、意外とリラックスできて、そこはよかったかと思います。

――明日に向けての抱負?

井田 今日は伸び伸び指せたので、明日もこの調子で指せたらと思っています。Hattori07

(同じく服部四段)

――△2四歩(26手目)は指そうと決めていた?

服部 そうですね。△2四歩くらいまではやってみたいと思っていました。

――どのあたりでまずいと思ったか?

服部 途中で△8三角(62手目)と上がるのでは失敗してしまったかなと思っていました。その前の△3四銀(56手目)~△2三金の構想もあまりよくなかったかもしれませんね。

――明日に向けて?

服部 もうあとがないので、のびのび指していこうと思います。

(飛龍)

加古川青流戦第1局は井田四段の勝利

Seiryu20210925010197
加古川青流戦三番勝負第1局▲井田-△服部戦は97手までで、井田四段の勝ちとなりました。終局時間は15時53分で、消費時間は▲井田1時間ちょうど、△服部52分(チェスクロック使用)。勝った井田四段が幸先のよいスタートを切り、棋戦初優勝まであと1勝としました。

(武蔵)

第1局は先手優勢

Seiryu202109250101_89パタパタと進み、西川六段は先手優勢と断じました。

Ida09(王手銀取りをかけた井田四段)

(飛龍)

大盤解説会(2)

大盤解説会の控室には継ぎ盤が用意されていました。

Ooban04(右から稲葉陽八段、船江恒平六段、村田智弘七段)

Inaba1 (建物内には稲葉八段の優勝を祝うポスターが貼ってあった)

Ooban05(継ぎ盤の相手は里見咲紀女流初段)

Ooban06 (井上九段に代わり、その弟子の稲葉八段登壇。相方も弟弟子)

Ooban07(やはり10月1日付で四段昇段する狩山幹生三段。先ほどの横山新四段とも同門)

(飛龍)

筋違い角の戦い

Seiryu202109250101_62互いに筋違い角を放つ展開に進み、形勢は難しいようです。

Hattori10(服部四段の26手目△2四歩から前例を離れている)

(飛龍)

大盤解説会(1)

鶴林寺から離れた加古川市立青少年女性センターでは大盤解説会が開かれています。

Ooban01(とある師弟が登壇していた)

Ooban02 (師匠の井上九段。遠慮なく鋭い質問を浴びせていた)

Ooban03(相方は10月1日付で四段昇段する横山友紀三段)

(飛龍)

JR加古川駅周辺(1)

JR加古川駅は「棋士のまち加古川」の表玄関となります。

Kakogawa01 (加古川駅。JR東海道線の新快速停車駅。大阪駅からは新快速で55分ほど)

Kakogawa02 (ホームには厄神行きの加古川線が止まっていた)

Kakogawa03_2 (駅構内には市ゆかりの棋士パネル)

Kakogawa04_2(稲葉陽八段は今年、NHK杯将棋トーナメントで優勝。快挙をたたえる)

(飛龍)

第1局対局開始前

13時30分過ぎ、先に井田四段が入室しました。

Ida03 (左から立会人の西川六段、日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段)

Hattori03 (服部四段も13時40分頃に入室した)

Hattori04(上座の服部四段が盤上に駒を散らす。以下、両者は駒を並べていく)

第1局につき、振り駒で先後を決めます。振り駒は駒を並べ終わった後、上座の自陣から歩を5枚取り、広げられた白布の上によく振って散らします。歩が多く出たら上座の対局者が先手、と金が多い場合は下座の対局者が先手です。

Taikyokushitsu05 (記録係の上野三段が白布を広げる)

Taikyokushitsu06(岡田康裕・加古川市長による振り駒)

Taikyokushitsu07(と金が3枚出て井田四段の先手に決まった)

(飛龍)