2016年10月29日 (土)

石川三段が持ち直す

Seiryu201610290101_89秒読みに加え、局面自体も井出四段が指しやすいと見られていましたが、この局面まで進むと居飛車側の石川三段が持ち直したのではないかといわれています。

井上九段「難解な終盤になりましたね」
村田智六段「面白い将棋になりました」

Hikae03

(盤を挟むのは井上九段と山口絵女流1級)

(飛龍)

鶴林寺(1)

鶴林寺の建物や仏像には国宝や重要文化財等が多々あります(今週の平日に撮影。仏像は撮影禁止)。

Hondou1(本堂は国宝)

Taishidou1(桧皮葺が特徴的な太子堂。こちらも国宝)

Sanju1_2(三重塔は県指定文化財)

(飛龍)

石川三段、一分将棋に

Seiryu201610290101_76

上図の局面で石川三段が持ち時間を使いきり、一分将棋に入りました。控室の話では、時間をかけて考えたい局面のようです。▲3五同銀△5五歩▲4四歩△5四銀▲2四歩と進みました。

Seiryu201610290101_81_2

(飛龍)

大盤解説会(2)

Ooban00_2(大盤解説会場の真光院)

Ooban04_2(船江五段が解説に)

Ooban05(前期優勝の稲葉聡アマが会場を訪れ、大盤解説にも登壇)

Ooban06(かつては同門で息ピッタリのコンビ)

(飛龍)

生中継観戦(1)

Nama01_2(鶴林寺の「講堂」では生中継観戦が行われている)

Nama02(井上慶太九段が解説に立つ)

Nama03(大盤解説会場よりも見やすいと評判のスクリーン)

Nama04(両対局者の様子もよく見える)

(飛龍)  

控室の検討

控室では、継ぎ盤を挟んで本局の検討がされています。

Hikae01(駒を動かす稲葉陽八段と真剣に見つめる山口絵美菜女流1級)

Hikae02(盤の反対側には村田智弘六段と長谷川優貴女流二段)

(飛龍)

14時過ぎの局面

Seiryu201610290101_63

対局開始から1時間が経過しました。図は10分の考慮で▲4五歩と打ち、飛車の利きを止めたところ。控室では、代えて▲4三歩△同飛▲5四歩の順が検討されていました。対して井出四段が10分ほど考えています。

(飛龍)

大盤解説会(1)

大盤解説では序盤の進行の早さが話題になっていました。

Ooban01(中の空間はゆったりしている)

Ooban02(稲葉陽八段ともうひとりの解説者は……)

Ooban03(村田智穂女流二段)

(飛龍)

振り駒

先手、後手は駒を並べ終わった後、上座の自陣から歩を5枚取り、広げられた白布の上によく振って散らします。歩が多く出たら上座の対局者が先手、と金が多い場合は下座の対局者が先手です。

Hakufu(記録係の徳田二段が白布を広げる)

Furigoma1(今回は岡田康裕加古川市長が振り駒をする。徳田二段が上座の歩を手に取る)

Furigoma2(岡田市長に渡す)

Furigoma3(よく振って)

Furigoma4(白布に散らす)

(飛龍)

戦型は居飛車穴熊対四間飛車

Seiryu201610290101_56図は13時30分頃の局面。井出四段の四間飛車に石川三段の居飛車穴熊の対抗になりました。

(飛龍)