終局直後
(終局直後)
(インタビューを受ける徳田拳士四段。優勝まであと1勝)
徳田拳士四段インタビュー
--角換わりの本局、中盤から積極的に攻めていかれましたが、いかがでしたか。
「前例があったと思うのですが、ふらっと▲1五歩(49手目)を入れてしまったのが、こちらが損になる変化ばかりでした。▲1五歩を突いたあとになって、単に(▲3五歩と)仕掛けたほうがよかったと後悔していました」
--攻めあぐねている状況に見えましたが
「相手に2歩渡してしまって、こちらの玉が危なくなりました」
--どのあたりからよくなったと思いますか。
「▲2二飛成(77手目)としたあたりは好転したかと思いました」
--明日の第2局への意気込みを教えてください。
「結果がひとつ出たのでほっとしていますが、今日はふわふわした気持ちで指してしまったのが正直なところです。しっかりと気持ちを切り替えて、明日はもっといい将棋を指せるようにしたいと思います」
(敗れた齊藤優希三段)
齊藤優希三段インタビュー
--徳田四段の攻めに的確に対応されているようにお見受けしましたが、中盤まではどのような印象でしたか。
「正確に受け切らないとすぐに悪くなる展開で、結構神経を使って指していたので、うまくいなしているというよりは仕方なくという手順を指していると思っていました」
--控室では▲2四同飛(71手目)に△3三玉と上がった手がどうだったかと言われていました。
「△2三歩に▲2九飛で、将来の▲6六角のような筋でこちらが悪くなりそうと思いました。例えば▲2九飛に△6五桂と反撃したかったのですが、▲6六角が嫌な筋になるかと。飛車を引かれると手がないので、△3三玉は緊急手だったのですが、形勢を損ねているかという感じで指していました」
--明日の第2局、第3局について意気込みのほうはいかがでしょうか。
「本局は負けてしまいましたが、気持ちを切り替えてまたがんばりたいと思います」
(翔)