前夜祭(3)
【高士薫・神戸新聞社(本棋戦共催)代表取締役による乾杯の挨拶】
神戸新聞社は将棋では王位戦を有馬で、女流王位戦を姫路で、囲碁の天元戦を淡路で行っておりますが、地元に棋士のまちがあるじゃないかということで、加古川にもいつの日かお世話になるときが来るかもしれません。
船江四段は5月の里見さんとの対局の時「地元の代表として負けられないので決勝まで勝ち進みたい」とおっしゃっておられました。宮本三段は先日の展望記事で「地元の棋士が初代王者になるという『出来過ぎた話』にはさせない」と意気込みを語っておられておりました。
両対局者とも悔いのない戦いを存分に発揮していただきたいと思います。
(勝負の前に「カンパイ」では縁起が悪い、ということで「カンショウ!」と発声)
(翔)