16時55分、図の局面で谷川九段が投了を告げました。
消費時間は▲羽生2時間38分△谷川2時間43分。
急転直下の投了について。
「(8四の歩を)頭の中では銀で取るつもりで、歩に手が伸びてしまいました」と谷川九段。そこで気が付いて、着手の前に投了ということになったようです。
(八雲)
図は16時45分頃の局面。▲6一角に△7一銀打と打たれたところ。中継室では「こう打つのでは元気がでない展開に見える」と言われています。羽生名人はこの後も時間をあまり使わずに、見切り良く攻めを続けています。
(八雲)