第20回2回戦

2012年6月22日 (金)

感想戦

330

269

286

292

317

273

301

325

終局直後

255

241
森内俊之名人はベスト4進出。

252
佐藤康光王将。

森内名人が勝ってベスト4進出

183_2
▲森内俊之名人-△佐藤康光王将戦は、183手まで森内名人が勝ちました。
終局時刻は18時46分、消費時間は両者2時間59分。

先手勝勢

151
18時20分過ぎ、手数は150手を超えました。
いよいよ先手の森内名人が寄せに出ています。先手勝勢と見て間違いないようです。

終わらない勝負

128_2
時刻は18時を回りましたが、熱戦が続いています。
森内名人が7筋を攻めると、後手はその動きに乗じて自陣の守りの銀を前進させました。

佐藤王将らしい強手の連発ですが、強手を放てば反動も厳しい。
いよいよ収束に向けて動き出しそうです。

20120622mo1800
18時頃の盤面モニターの様子。

美濃囲いと矢倉囲い

109
100手を越えてから駒組みが行われて、後手は片美濃囲いを再生、その間に先手は矢倉に囲いました。
序盤に戻ったかのような錯覚を覚えますが、後手が指す手に困っているとも言えそうです。

森内名人がどこで決めに行くのか。
後手は先手の攻めを待って、死中に活路を求めるしかなさそうです。

硬軟自在の指し回し

93
森内名人は強く▲3三角と打ちこんで、△2一飛には一転して▲1一角成と香を取りました。
一気に決めるぞ、と見せかけながら、相手が受ければ手堅く指す。
硬軟自在の指し回しで着実にリードを広げているようです。

佐藤王将残り2分

81
受けに回った後手に対して、先手はゆっくり確実に攻める姿勢を見せています。
形勢は先手良しの評判。

後手の残り時間は2分。追い込まれた佐藤王将、このピンチを耐えることができるでしょうか。

後手が守勢に回る

76
図の1手前に指された▲4六歩は次に▲4五桂と跳ねる土台作り。
対して佐藤王将はじっと△4一金と寄って手を渡しました。金を玉側に近づけて受けに回って力を溜める狙いと思われますが、やや苦しいと見て粘りに出ているとも言えそうです。

終盤戦へ

71
図は16時前の局面。
▲5三桂成までの消費時間は▲森内2時間6分、△佐藤2時間29分。

森内名人が▲5三桂成と踏み込んで、そろそろ相手玉への距離感が重要になってくるところ。
局面は終盤戦に入っているようです。

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16時過ぎの対局室の様子。