2014年9月 6日 (土)

ご観戦ありがとうございました

Dsc_0226第22回達人戦は森内竜王の初優勝で幕を閉じた。ご観戦ありがとうございました。

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表彰式

Dsc_0189(前年の覇者でもある、日本将棋連盟の谷川会長より表彰状が授与される)

Dsc_0195(朝日新聞出版 青木康晋 代表取締役社長より優勝カップが手渡された)

Dsc_0198(優勝者には富士通のノートパソコンが副賞として贈呈される)

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【森内竜王インタビュー】
――まずはいまのお気持ちを。
「20代のころは棋戦の優勝が多かったのですが、最近はいつも準優勝だったので、大変嬉しいです」
――公開対局はいかがでしたか。
「皆さまの前で対局できるいい機会でしたし、いい将棋を指したいと思って臨みました。また、木村八段の解説は絶品ですので、それも楽しみでした」
――将棋はいかがでしたか。
「終盤まで分からない難しい将棋で、負けたかなと思ったところもありましたが、最後にしのげたのは運が良かったです」
――副賞は富士通のノートパソコンです。
「いま使っているパソコンが古くなっていたので、パソコンはありがたく使わせていただきます(笑)」
――今後の抱負をお願いします。
「春は大きなところで負けてしまいましたが、秋からはまた頑張りたいと思います」

(書き起こし・八雲、撮影・吟)

大盤にて感想戦

Dsc_0169(隣の大盤に場所を移して感想戦が行われた)

Dsc_0172(大盤を見ながら感想を述べる森内竜王)

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Dsc_0183(木村八段、鈴木女流二段をまじえて、なごやかに行われた)

終局直後

Dsc_0148終盤のピリリとした空気がふっと緩む。

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Dsc_0163(すぐに口頭で感想を話す両対局者

森内竜王初優勝

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145手まで森内竜王が制し初優勝を決めた。先手玉は詰まず、後手は受けなし。

詰むや詰まざるや

Dsc_0145(△6七竜(130手目)の大盤。詰むや詰まざるや。大熱戦になった。後手は先手玉を即詰みに討ち取るか、うまく3二の金を外すしかない。)

終盤の両対局者

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Dsc_0137(最後の考慮時間を使って84手目△3五歩を着手する高橋九段)

20140906_143114△3五歩に▲4三金△2二玉▲3四桂と進行した。森内竜王が歩頭に桂を捨てたのは、3四へ空間を確保するためだ。

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