第22回準決勝

2014年7月26日 (土)

ご観戦ありがとうございました

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決勝戦は9月6日(土)に東京・有楽町朝日ホールにて行われます。決勝戦(公開対局・13時開演予定)の観戦者を募集中です。締め切りは7月29日(火)消印有効です。詳細は本サイトのトップページにてご確認下さい。
本日はご観戦ありがとうございました。

感想戦

Dsc_0146(勝った高橋九段は第10回以来の決勝進出)

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Dsc_0163(観戦記担当の君島氏に話しかけながら感想戦を進める高橋九段)

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Dsc_0188(感想戦は18時10分頃に終了した)

終局直後

Dsc_0140(終局直後の対局室。敗れた羽生名人はしばし下を向き考えている)

Dsc_0142(駒が並べ返され感想戦が始まる)


高橋九段が勝って決勝進出

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106手まで、高橋九段が勝って決勝進出を決めました。
終局時刻は17時41分、消費時間は▲羽生2時間59分、△高橋2時間50分。

後手優勢

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図は▲4六銀と立って3七の地点に利かせた手だ。ただ△2六角の応援が利くのが後手の強み。先手は桂しかないので受けにくい。△2六角に▲4九桂は△2八銀成と金を取って▲同玉に△4八角成が厳しい。

羽生名人 歩で攻める

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▲2三銀と打てば▲2二歩△3一玉に▲2一飛成までの詰めろだったが、羽生名人は銀を打たず歩を垂らす攻めを選んだ。この手は詰めろになっていないが▲2三歩成を見せている。▲2三銀には△2二香の抵抗が気になったか。▲2三歩成が入れば後手玉は寄り形。ここは受けるしかないだろう。▲2四歩まで残り時間は▲羽生名人36分、△高橋九段48分

Dsc_0115(歩を垂らして後手玉に迫る羽生名人)

角を据える

1txt52△4四角と高橋九段が角を据えた局面。この角は2六~1七をにらんでいる。端をからめて△2五歩を狙っているのか。高橋九段の持ち時間は1時間を切っている。△4四角に考慮中の羽生名人の残り時間が1時間を切った。現状は▲銀香と△桂の交換で先手の駒得。ゆっくりとした流れにすれば、駒得がものを言う展開になる。

Dsc_0093(4四の角で羽生陣を射抜くことができるか)

土曜日

Dsc_0131(今日は土曜日。2階では遊々将棋塾が行われている。本日の講師は佐藤秀司七段と真田彩子女流二段)

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Dsc_0133(こちらはレディースセミナー講師の石田直裕四段。カメラを向けると「ダメだ、にやけちゃう」と笑顔を見せる)

遊々将棋塾、レディースセミナーについては下記にて詳細をご確認ください。

将棋会館道場


ギラギラ

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Dsc_0119(外はギラギラとした日差しが降り注いでいる。東京の最高気温は35度と予報されている)



大渋扇

Dsc_0039(本局の羽生名人は大渋扇・緑を使用している)

20130721_144(大渋扇は天然染料の「柿渋」を塗り重ねているため渋臭があるが、使用しているうちに薄らいでいく。骨の本数は上扇子よりも多い)

20130721_37(前回2回戦で加藤一二三九段との対局時に撮影したもの。昨年も大渋扇を使用している)

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大渋扇は東京・将棋会館の売店はもちろんのこと日本将棋連盟オンラインショップでも購入可能だ。