2011年9月 2日 (金)

いよいよ明日 決勝戦

第19回達人戦決勝戦、羽生善治二冠-佐藤康光九段(非公式戦)は有楽町・「朝日ホールマリオン」にて13時より大型スクリーンによる公開対局で行われる。決勝戦は持ち時間が15分(考慮時間が1分単位で10回)、使い切ると一手30秒未満の秒読みとなる。

決勝戦の現地大盤解説は森けい二 九段、聞き手が上田初美女王、棋譜読み上げが安食総子女流初段、記録係は黒沢怜生 三段、大盤操作は石井直樹 三段と伊藤和夫 三段が務める。

中継は棋譜・コメント入力が銀杏記者、本ブログを吟が担当致します。明日はスピーディーな達人の戦いをお楽しみ下さい。

また本局は「ニコニコ生放送」で(大盤解説の模様をメインに)動画中継されます。

【ニコニコ生放送】
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そして決勝戦の模様を対局開始前より下記アカウントにてTwitterで達人戦富士通スタッフがつぶやきます。舞台裏の楽しいつぶやきもぜひご覧下さい。

【Twitter 達人戦富士通スタッフ】

(吟)

2011年7月14日 (木)

感想戦

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【感想戦のポイント】

38手目(左図)で本譜は▲7七桂。以下△4四飛に▲5七角と打つしかないのではつらい展開とのこと。代えて検討されたのは▲4五同歩△同銀に▲4六銀(右図)と強くぶつける手。以下△4七角▲4五銀△同桂で難しいとされました。

本局の中継はこれで終了いたします。
ご観戦、誠にありがとうございました。

(八雲)

終局直後

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(終局後はすぐに初手から感想戦が始まった)

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(決勝に進出した佐藤康光九段は2連覇がかかっている)

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(八雲)

佐藤康光九段が決勝進出

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準決勝の▲高橋道雄九段-△佐藤康光九段戦は、116手で佐藤九段の勝ちとなりました。
終局時刻は17時33分。消費時間は▲高橋2時間53分、△佐藤2時間54分(持ち時間は各3時間)。
勝った佐藤九段は決勝進出。2連覇をかけて羽生善治二冠と対戦します。
決勝戦は9月3日、東京・有楽町「朝日ホール(マリオン)」で行われます。

後手の猛攻続く

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大さばきから佐藤(康)九段の猛攻が続いています。先手は2枚の角で後手玉を狙っていますが、後手の攻めのほうが強烈。この攻めをしのぐのは難しそうです。

(八雲)

後手に絶妙手か

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図は後手の佐藤(康)九段が△2四歩と突いたところ。▲同歩は△2五歩で飛車の逃げ場所がなく、▲同銀は△4六飛で後手の飛車だけがさばけます。手駒の一歩を温存したままの絶妙な手作りで、先手がピンチを迎えているようです。

(八雲)

真夏

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(将棋会館の上空は雲一つない快晴。猛烈な日差しが照りつけている)

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(鳩森神社のヒマワリはグングン伸びて3メートルほどに)

(八雲)