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2014年9月 6日 (土)

開演

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「皆さまこんにちは。富士通杯達人戦に大勢の将棋ファンの皆様にお越しいただきました。ありがとうございます。40代以上のベテラン棋士のよる対戦が達人戦の特徴でございました、最年長の内藤九段、現役生活60年の加藤九段の対局もありました。
今年は森内竜王と高橋九段の決勝戦となりました。森内竜王は1回戦で加藤九段に勝ちまして、準決勝は……誰に勝ったかちょっと忘れましたが(笑)(準決勝の相手は谷川浩司九段)。高橋九段は1回戦で内藤九段。2回戦では羽生名人にとても素晴らしい内容の将棋で勝って決勝に進まれました。
解説の木村一基八段は、現在タイトル戦に挑戦中ですが、解説のほうも大変素晴らしく、楽しみにしております。 それでは、対局が熱戦になることを期待しまして、ごあいさつに代えさせていただきます。ありがとうございました」

Dsc_0039(主催の『週刊朝日』長友佐波子 編集長)

「たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。富士通杯達人戦は将棋界唯一のシニア戦ですが、これまで多くのファンの方々に支えられて続けてくることができました。
こんなに皆様の目の前で、対局姿が間近で見られる公開対局はなかなかありません。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみいただければと思います」

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「森内竜王も高橋九段も大変懐が深いタイプです。攻めてもなかなか倒れてくれない。終盤になって互いに攻め合う展開になると面白くなると思います」(木村八段)

「達人戦は出場するだけでも大変なことだと聞いております。どちらが勝たれても、素晴らしい勝負に なると思います。木村八段の解説も私自身大変楽しみにしております」(鈴木女流二段)

(書き起こし・八雲、撮影・吟)