« 2014年7月 | メイン

2014年9月

2014年9月 6日 (土)

両対局者登壇

Dsc_0051

「1回戦が加藤九段で、準決勝の将棋の終盤ははっきり自分が苦しいと思っていましたので、ここまでこれて嬉しく思います。
(高橋九段について)重厚で腰が重いタイプですので、頑張りたいと思います」(森内竜王)

Dsc_0059

「1回戦は内藤九段でした。大ベテランの先生方と戦えるのが達人戦の嬉しいところです。
準決勝は大変な相手(羽生名人)だったわけですが、皆さんも結果に驚かれたと思いますが、私自身も大変びっくりしました。
森内竜王は羽生名人と並んでいまの将棋界のトップ。年齢的には私のほうが10歳ぐらい年上なのですが、後輩に胸を借りるつもりで臨みます」(高橋九段)

Dsc_0065記録係の杉本和陽三段(22歳・伊藤能六段門下)が「歩が3枚で森内竜王の先手です」とアナウンスする。

(書き起こし・八雲、撮影・吟)

開演

Dsc_0028

「皆さまこんにちは。富士通杯達人戦に大勢の将棋ファンの皆様にお越しいただきました。ありがとうございます。40代以上のベテラン棋士のよる対戦が達人戦の特徴でございました、最年長の内藤九段、現役生活60年の加藤九段の対局もありました。
今年は森内竜王と高橋九段の決勝戦となりました。森内竜王は1回戦で加藤九段に勝ちまして、準決勝は……誰に勝ったかちょっと忘れましたが(笑)(準決勝の相手は谷川浩司九段)。高橋九段は1回戦で内藤九段。2回戦では羽生名人にとても素晴らしい内容の将棋で勝って決勝に進まれました。
解説の木村一基八段は、現在タイトル戦に挑戦中ですが、解説のほうも大変素晴らしく、楽しみにしております。 それでは、対局が熱戦になることを期待しまして、ごあいさつに代えさせていただきます。ありがとうございました」

Dsc_0039(主催の『週刊朝日』長友佐波子 編集長)

「たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。富士通杯達人戦は将棋界唯一のシニア戦ですが、これまで多くのファンの方々に支えられて続けてくることができました。
こんなに皆様の目の前で、対局姿が間近で見られる公開対局はなかなかありません。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみいただければと思います」

Dsc_0046

「森内竜王も高橋九段も大変懐が深いタイプです。攻めてもなかなか倒れてくれない。終盤になって互いに攻め合う展開になると面白くなると思います」(木村八段)

「達人戦は出場するだけでも大変なことだと聞いております。どちらが勝たれても、素晴らしい勝負に なると思います。木村八段の解説も私自身大変楽しみにしております」(鈴木女流二段)

(書き起こし・八雲、撮影・吟)

両対局者に学ぶ

Dsc_0009(将棋連盟から出張販売。森内竜王、高橋九段、解説の木村八段の著書が並ぶ)

Dsc_0010(決勝戦のパンフレット。第1回からのトーナメント表や本局のみどころなどが掲載されている)

Dsc_0015

対局会場は有楽町マリオン「朝日ホール」

Dsc_0002(対局場の有楽町マリオン「朝日ホール」)

Dsc_0003(対局会場はJP有楽町駅から徒歩1分)

Dsc_0005(リハーサル中の木村八段と鈴木女流二段)

いよいよ決勝戦

第22回富士通杯達人戦(非公式戦)もいよいよ決勝を迎え、森内俊之竜王と高橋道雄九段が対戦する。決勝戦は東京都千代田区の有楽町マリオン「朝日ホール」にて9月6日(土)13時開演予定。
達人の称号を獲得するのは森内竜王か高橋九段か。

『富士通杯達人戦の対局の模様は週刊朝日に掲載されます。本局の模様は9月26日号と10月3日号に掲載される予定です。是非ご覧ください』 

インターネット中継は棋譜・コメント入力が八雲、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願い致します。

また決勝戦はニコニコ生放送にて配信予定。
解説は木村一基八段、聞き手は鈴木環那女流二段が務めます。

Kimurakazu

2014suzuki 

ニコニコ生放送は下記URLよりお楽しみ頂けます(要事前アカウント取得)。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv190278235