2012年4月12日 (木)

白熱の中盤戦

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図は▲5三歩成と先手がと金を作った局面。△5七歩と垂らして後手も
と金作りを目指すのだろうか。

白熱の中盤戦、桐山九段は前傾姿勢で読みふけっている。

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(館内カメラより)

先手の攻め

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図は▲5四歩と1四へ打つ歩を補充した局面。穴熊で先手がうまく手を作ったように
見えるが後手はいかにして切り返すか。

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うまく攻める展開に持ち込んだ森九段。

後手の構想が見えてきたか

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図は△7三金寄とした局面。△6一飛~△6五歩で攻める構想だろう。
桐山九段の攻めが炸裂するか、森九段のカウンターがヒットするか。

△7三金寄を見た森九段、しばらくして▲2四歩と先手から攻め込んで
いった。

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桐山九段の残り時間は1時間を切っている。ここから渋い妙技を見せることが出来るか。

手を探る

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桐山九段が▲6七金寄に手を止めて考えている。互いに手が出しにくい状況になってきたか。
ベテラン2人の構想に注目したい。

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(写真は再開時の対局室)

達人戦は『週刊朝日』で

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富士通杯達人戦、対局の模様は『週刊朝日』に掲載されます。
本局の模様は5月18日号・25日号に掲載される予定です。
是非ご覧ください。
(写真は4月20日号)

本局の使用駒

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王将には児玉龍兒作の文字が見える。

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玉将には錦旗書の文字が見える。『旗』の字がかすれてほとんど見えない。
対局者と同様に駒も戦い抜いてきたベテランだ。

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対局再開

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再開前、何度か飲み物を口に運びつつ考慮する桐山九段。

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対局が再開されると△6三金直を着手。

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盤面に没頭する両対局者。

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鋭い視線を盤上へ。