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14時頃、48手目までの局面。森内名人の金銀が前へ進んでいった結果、4枚で囲っていたように見えた矢倉の構えは跡形もなくなった。
少し戻って44手目まで、森内名人の手番。
ここから名人は▲6七金△3三桂▲4七金と2枚の金を持ち上げた。意外な動きのようだが、前の記事の▲5五銀と出てからはお互いに妥当な進行だったようだ。以下は▲3五歩に後手の谷川九段がどう手を作っていくか。
厚みVS堅さの勝負になった。
(所司和晴七段が中継室に来ている)