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2012年6月

2012年6月22日 (金)

対局の模様は『週刊朝日』で

富士通杯達人戦の対局の模様は週刊朝日に掲載されます。本局の模様は7月27日号・8月3日号に掲載される予定です。是非ご覧ください。

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発売中の『週刊朝日』6月29日号。

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谷川浩司九段-内藤國雄九段戦が掲載されている。

佐藤王将新手を放つ

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画像は11時頃の局面。

佐藤王将は開始から26手目、まだ前例の多い局面で△3三歩の新手を放ちました。
相手は森内名人、秘策をぶつけるには最高のシチュエーション。この日のために時間をかけて準備してきたのでしょうか。

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意欲的な新手を放った佐藤王将(朝の表情)

対局開始

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森内名人の初手は▲7六歩。

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佐藤王将は△3四歩と応じた。

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撮影をしている間に指し手がどんどん進む。両者作戦を決めてきたようだ。

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10時40分頃の中継画面。

戦型は後手のゴキゲン中飛車に、先手が超速3七銀戦法で対抗しています。
森内名人は過去に経験のある形。

-以下棋譜コメント(21手目)より抜粋-
「森内は平成23年3月のA級順位戦最終戦で、久保利明九段とこの将棋を指している。これに勝った森内は名人挑戦権を獲得。羽生善治二冠との七番勝負も4勝3敗で制して名人位を奪取した。森内にとっては思い出深い戦型だろう」

対局開始まで

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本局の対局室は特別対局室。

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9時30分頃、記録係の島貫峻亘奨励会1級(18歳・所司和晴七段門下)が盤駒の準備を整えている。

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9時40分頃、観戦記を担当する君島俊介氏が到着。

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佐藤王将が先に到着。9時50分頃に盤の前に座った。

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55分頃、森内名人が到着。駒が取り出された。

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9時57分頃に、森内名人の振り歩先で行われた振り駒は「歩」が3枚。対局の準備が整った。

達人戦 富士通スタッフTwitter

達人戦協賛の富士通スタッフによるTwitterが行われています。
中継ブログとは異なる視点の臨場感溢れる現場リポートをお楽しみください。

https://twitter.com/#!/Fujitsu_shogi

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森内俊之名人-佐藤康光王将戦は6月22日(金)10時開始

第20回富士通杯達人戦(非公式戦)、ベスト4を決める2回戦最後の対戦は森内名人対佐藤王将、タイトルホルダー同士の戦いとなりました。対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各3時間、先後は振り駒で決定します。

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今朝の千駄ヶ谷は将棋日和の雨。夕方には止んで、週末は晴れるようです。

インターネット中継は、棋譜・コメント入力を烏、ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。