« 桐山九段、積極的に動く | メイン | 昼食休憩に入る »

2012年5月28日 (月)

羽生二冠、スキなく構える

_41俊敏な立ち回りの後手に対し、先手の羽生二冠は安定感のある対応を見せている。▲6九玉(図)は玉の位置を変える柔軟な手で、4九金の動きを保留したことでバランスのよさを維持できた。先手には▲7七銀~▲6六銀や▲5五銀、▲3七桂など、指したい手がいくつもある。後手はこのままでは押さえ込まれてしまいかねないので、うまく攻めに入る態勢を整えたいところだ。


042