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定刻の10時になり、記録係が対局開始を告げる。加藤九段はすぐに初手を着手。高橋九段はそれを見届けてからお茶を一口飲むと、気持ちを落ち着けるようにじっと目を閉じた。1、2分だっただろうか。しばらく間を置き、高橋九段が2手目を着手した。