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2012年5月28日 (月)

技を掛け合う

_60羽生二冠が中段で大駒をさばくと、桐山九段は△8六歩(図)の手筋で応戦した。▲8六同歩と取らせることで、いつでも△8六飛~△3六飛のさばきが利くようになる。歩が潤滑剤の役割を果たしていることがよくわかる場面だ。
互いに歩が低い位置にあるので、歩をぶつけて駒を押し上げていくような、力の入った攻めは期待できない。技を駆使する必要がある。


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