本局では大竹竹風師作の菱湖書の駒が使われています。 (王将に作者名、玉将に書体名が記されている) (42手目△3五銀の局面で昼食休憩に入った) (昼食休憩時の対局室の様子をモニターから)(銀杏)
青野九段が△4二飛と回った後も実戦例のある進行をたどり、図の42手目△3五銀の局面で羽生二冠が39分使って昼食休憩に入りました。消費時間は羽生1時間2分、青野44分。対局は13時に再開されます。(銀杏) (対局前、扇子であおぐ羽生二冠。再開後の次の一手は?)
対局者の昼食の注文は羽生二冠が若鳥のから揚げ定食。青野九段の注文はありませんでした。 (若鳥のから揚げ定食)(銀杏)
羽生二冠は青野九段の一手損角換わりに棒銀で対抗しました。青野九段は△4二飛(第2図)と回って、3筋や4筋を反発する構想を見せました。△4二飛と△3三金の組み合わせを最初に指したのが青野九段で、得意の指し方といってよいでしょう。【参考棋譜】第13回達人戦準決勝第1局 ▲谷川浩司九段-△青野照市九段戦羽生二冠がどのような対策を見せるかが注目されます。(銀杏) (対局前の青野九段)
(定刻10時に対局が開始された)(羽生二冠の初手は▲7六歩) (青野九段は2手目△3四歩)(銀杏)
(振り駒は記録係が上位者の歩を取って行う。歩が多ければ上位者が、と金が多ければ下位者が先手番となる。これを業界用語で「振り歩先」という) (記録係の望月陵三段による振り駒は歩が3枚出て羽生二冠の先手に決まった)(銀杏)
(眼光鋭い羽生二冠) (気息を整える青野九段)