2014年7月26日 (土)

角を据える

1txt52△4四角と高橋九段が角を据えた局面。この角は2六~1七をにらんでいる。端をからめて△2五歩を狙っているのか。高橋九段の持ち時間は1時間を切っている。△4四角に考慮中の羽生名人の残り時間が1時間を切った。現状は▲銀香と△桂の交換で先手の駒得。ゆっくりとした流れにすれば、駒得がものを言う展開になる。

Dsc_0093(4四の角で羽生陣を射抜くことができるか)

土曜日

Dsc_0131(今日は土曜日。2階では遊々将棋塾が行われている。本日の講師は佐藤秀司七段と真田彩子女流二段)

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Dsc_0133(こちらはレディースセミナー講師の石田直裕四段。カメラを向けると「ダメだ、にやけちゃう」と笑顔を見せる)

遊々将棋塾、レディースセミナーについては下記にて詳細をご確認ください。

将棋会館道場


ギラギラ

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Dsc_0119(外はギラギラとした日差しが降り注いでいる。東京の最高気温は35度と予報されている)



大渋扇

Dsc_0039(本局の羽生名人は大渋扇・緑を使用している)

20130721_144(大渋扇は天然染料の「柿渋」を塗り重ねているため渋臭があるが、使用しているうちに薄らいでいく。骨の本数は上扇子よりも多い)

20130721_37(前回2回戦で加藤一二三九段との対局時に撮影したもの。昨年も大渋扇を使用している)

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大渋扇は東京・将棋会館の売店はもちろんのこと日本将棋連盟オンラインショップでも購入可能だ。

本局の使用駒

Dsc_0071(盤面は昼食休憩時)

Dsc_0073(先手の羽生陣は木村美濃)

Dsc_0076_2(富月作菱湖書の盛上げ駒が使用されている)


対局再開

Dsc_0100(対局再開、羽生名人は考え続ける)

Dsc_0103(「ん~、う~ん、あれっ」と羽生名人は呟きながら考えていた)

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休憩時の特別対局室

Dsc_0069(誰もいない休憩中の特別対局室)

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