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2012年7月 2日 (月)

ゆったりとした序盤戦

11時30分現在の局面は、羽生二冠の端の打診に対して、谷川九段が長考の末△5三銀と上がったところ。
端歩を受けなかったということは、谷川九段は穴熊に囲う展開が予想されます。穴熊に囲う場合、端歩の突き合いは端攻めを狙われるため居飛車が損となります。
もし、逆に△1四歩と受けた場合、後手は次に△7七角成▲同銀△6四銀のように角交換をして先手の動きをけん制する作戦が多いです。
持ち時間各3時間の将棋ですが、まだ18手。非常にゆったりとした序盤戦となっています。
Ws000003
▲羽生二冠-△谷川九段 18手目△5三銀の局面