« 雨の千駄ヶ谷 | メイン | 達人戦、対局の模様は『週刊朝日』に掲載 »
図は14時30分頃の局面。羽生名人は8二に角を据えた。斜めのラインが強烈だ。先手は▲3八金~▲2八銀と耐えた。3六の取り込みを許してしまったが、駒台の角が主張として残っている。後手は角を手放したので、具体的な戦果を求めて動いていきたいところ。いっぽうの先手は、後手の動きに対応しつつ、持ち角を生かして反撃のチャンスをうかがいたい。
(盤に視線を注ぐ両対局者。写真は昼の再開時のもの)
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