第20回1回戦

2012年4月12日 (木)

先手の攻め

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図は▲5四歩と1四へ打つ歩を補充した局面。穴熊で先手がうまく手を作ったように
見えるが後手はいかにして切り返すか。

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うまく攻める展開に持ち込んだ森九段。

手を探る

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桐山九段が▲6七金寄に手を止めて考えている。互いに手が出しにくい状況になってきたか。
ベテラン2人の構想に注目したい。

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(写真は再開時の対局室)

達人戦は『週刊朝日』で

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富士通杯達人戦、対局の模様は『週刊朝日』に掲載されます。
本局の模様は5月18日号・25日号に掲載される予定です。
是非ご覧ください。
(写真は4月20日号)

本局の使用駒

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王将には児玉龍兒作の文字が見える。

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玉将には錦旗書の文字が見える。『旗』の字がかすれてほとんど見えない。
対局者と同様に駒も戦い抜いてきたベテランだ。

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対局再開

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再開前、何度か飲み物を口に運びつつ考慮する桐山九段。

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対局が再開されると△6三金直を着手。

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盤面に没頭する両対局者。

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鋭い視線を盤上へ。

昼食休憩に入る

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▲2九飛に桐山九段が3分使って12時10分となり昼食休憩。
昼食休憩までの消費時間は▲森九段32分、△桐山九段1時間15分。
対局は13時から再開される。桐山九段の昼食の注文は親子丼(ほそ
島や)、森九段の注文はなかった。

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(ほそ島やの親子丼)

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「将棋会館」から徒歩2~3分。左側に「ほそ島や」の看板が見える。

スカッと晴れ渡る

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昨日の雨から一転、気持ちよく晴れ上がった東京。

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颯爽と自転車で「将棋会館」へ。「花見でもしようかと思ってね(笑)」と片上大輔六段。
さっそく控室を訪れ達人の戦いを見つめる。

『終盤の魔術師』VS『いぶし銀』

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『終盤の魔術師』の異名を持つ森九段、冴え渡る終盤術が見られるか?
『いぶし銀』の異名を持つ桐山九段。渋い指しまわしで魔術を封じることが出来るか。

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▲8六銀と森九段が力強く銀を出た局面。自玉が薄くなってしまうが7筋の位を取りにいく構想か。
森九段らしい腕力ある一着だ。

開始前の特別対局室(2)

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駒を並べ終え気息を整える森九段。

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対局開始

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開始の礼から一呼吸おいて初手▲2六歩を着手する森九段。

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2手目△3四歩と応じる桐山九段。

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森九段の3手目は▲7六歩。

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△4四歩と角筋を止める桐山九段。振り飛車だろうか。

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森九段は▲2五歩と飛車先を決める。