2016年5月

2016年5月21日 (土)

山崎叡王
(その後、山崎叡王が入室。着席してすぐに別の眼鏡にかけ直す)

対局再開

山崎叡王
(時折、下を向き「はあ」と大きなため息をもらした)

対局再開
(13時30分を回り、再開後も山崎叡王の長考は続いた)

(夏芽)

12時30分、20手目△6五歩の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲山崎叡王1時間31分、△PONANZA54分。対局は13時30分に再開します。

△6五歩

(夏芽)

11時50分、▲4八銀以下△4一玉▲5六歩△7四歩▲5七銀△6二銀▲5八金と進みました。PONANZAの△7四歩は急戦志向の一手。対する山崎叡王は居玉のまま▲5七銀と進めています。

▲5八金

山崎叡王

(夏芽)

今回コンピュータソフトの代指しは、株式会社デンソーが開発した専用ロボットアーム「新電王手さん」が務めています。前回の電王戦FINALで登場した「電王手さん」がさらなる進化を遂げ、着手の消音化と成りの高速化(約17秒から約7秒へと短縮)によって、より通常の対局に近い動きを再現しています。

Photo_11

【DENSO 新電王手さん】
http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/sponsor/denoute/shin-denoute-san/index.html

(夏芽)

時刻は11時を回り、△8五歩以下▲6八銀△3二金▲7七銀△3四歩▲4八銀と進んでいます。途中△3二金では、△8六歩▲同歩△同飛と8筋の歩を交換する順もありましたが、PONANZAは駒組みを優先しました。

▲4八銀

(夏芽)