(北窓隆子・新潟県副知事のあいさつ)
新潟は将棋に縁が深いところです。日本将棋連盟会長を務めた原田泰夫九段をはじめ、現役棋士では土佐浩司八段や近藤正和六段を輩出しました。
また、駒作りでは山形県の天童市がよく知られていますが、新潟県にも著名な駒師である大竹竹風さんがいまして、竹風さんの駒が明日の対局で使用されます。明日の対局が名局になるよう祈念しております。
新潟にお越しの将棋ファンの方には将棋とともに、新潟のおいしいお米やお酒などを味わっていただければと思います。
(王道。新発売された佐藤八段の扇子にも揮毫されている言葉です)
(「大望は、初めて竜王を獲ったときに書いた言葉です。これだけで満足しないで、さらに頑張ろうという意味を込めました」と渡辺棋王)
(新潟県在住の駒師、大竹氏(竹風)からは駒が贈られた。当選したファンは感動のあまり、しばらく大竹氏の手を握りしめていた)
(最後はサプライズで『将棋の渡辺くん』(伊奈めぐみ著・講談社)の第1巻。渡辺棋王の夫人が棋王の日常を描いた一冊で、佐藤八段も登場している。渡辺棋王は「ええ、これは自分のことが書いてあります」と照れくさそうに紹介した)
(写真=紋蛇、書き起こし=銀杏)