夕食会(1)
第2期電王戦二番勝負第2局
佐藤天彦叡王とPONANZAによる第2期電王戦二番勝負。第2局は5月20日(土)に、兵庫県姫路市「姫路城」で行われます。第1局で圧倒的な強さを見せたPONANZAに対し、佐藤叡王は一矢報いることができるか。いよいよ長きにわたり繰り広げられたプロ棋士対コンピューソフトの最終決戦です。
対局は明日の10時、佐藤叡王の先手で開始します。持ち時間は各5時間(チェスクロック使用)で、使いきると一分将棋です。
本局の立会人は東和男八段、副立会人は勝又清和六段、観戦記担当は先崎学九段、記録係は冨田誠也三段(小林健二九段門下)、棋譜読み上げ係は出口若武三段(井上慶太九段門下)。そして現地スタジオ解説は斎藤慎太郎七段、聞き手は室田伊緒女流二段、現地リポーターは中澤沙耶女流初段。現地大盤解説は福崎文吾九段、聞き手は伊藤沙恵女流二段がそれぞれ務め、ゲスト解説で永瀬拓矢六段も出演します。
対局の模様は明日の「ニコニコ生放送」でも配信しております。下記のリンク先からお楽しみください。
【第2期電王戦二番勝負第2局 佐藤天彦叡王 vs PONANZA】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv290110261
本局のインターネット中継は、棋譜コメント入力を虹記者、ブログは夏芽が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。
記者会見
(終局後、場所を移して記者会見が行われた)
山本「今日は勝てて、とてもうれしかったです。
下山「今年のPONANZAは去年と比べて、
佐藤天「
勝又「本日の立会人を務めました勝又です。
両対局者合意のもとに消費時間に含めないようにしました。
現時点では、原因の特定は不明です。また、
2回目については、1回目の復旧作業に不足があって、
立会人から見た総括ですが、プロ棋士になる前の、
名人に勝ちたい、タイトルホルダーに勝ちたいといっていました。
森田将棋の森田和郎さんは亡くなられましたが、
佐藤秀「
天彦さんも叡王や名人として威信をかけて精一杯戦っていらっしゃ
本局の中継は以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。第2局もお楽しみに。
(書き起こし・銀杏、写真・吟)
終局直後
―― PONANZAの初手▲3八金は想定されていたのでしょうか。
佐藤 数ある初手の中のひとつとして、1手目はランダムですので、把握はしていました。
―― 中盤以降、徐々に苦しくなっていくような展開だったと思うのですが、一局を振り返ってどうでしたか。
佐藤 序盤から駒組みが難しい将棋で、中盤に入って、こちらにも手段があってもおかしくないと思っていました。具体的な攻めがうまくいかなかった感じです。
―― PONANZAと初めて戦ってみた印象はどうでしたか。
佐藤 もの凄く正確といいますか、実際にあい対して、読みが入っているなと。こちらからPONANZAの手を予想できることもあるのですが、そうでないこともありました。そういった手もなるほどなと思わされる手がありました。
―― タイトル保持者として、初めてソフトに負けてしまったわけですが。
佐藤 タイトルホルダーとして戦うということで、ファンのみなさまに応援や期待をいただいていたのですが、結果が出せなくて残念です。
―― 5月に第2局があります。抱負をお願いします。
佐藤 第2局はこちらが先手番になるということですが、今回同様、PONANZAは強いソフトなので、また大変な戦いが予想されますが、自分の中では勝算があると思っています。しっかり頑張って戦っていきたいと思います。
―― 一局を振り返ってPONANZAの戦いぶりはいかがでしたか。
山本 初手はランダムに設定していて、およそ20程度用意していました。今回はたまたま▲3八金でした。ちょっと普通の将棋と違うことを勉強している効果が出たのかなと思います。
―― ソフトが初めてタイトル保持者に勝ったご感想を。
山本 二番勝負なので、これで勝ったというのはちょっと、いまの段階では。叡王・名人に勝てたのは、日本の情報科学において長年の目標だったので、非常に光栄なことです。
(吟)



















