2016年5月

2016年5月22日 (日)

12時30分、71手目▲6五歩の局面でPONANZAの考慮時間が7分を記録して昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲山崎叡王6時間12分、△PONANZA3時間39分。対局は13時30分に再開されます。

Photo_7

(夏芽)

こちらは延暦寺会館に設けられた「記者室」。各報道関係者がここで進行を見守っています。

Img_1068

Img_1070
(観戦記担当の大崎善生さんが姿を見せている)

Img_1072
(後方から観戦する森下卓九段。「▲1二歩は山崎さんらしい勝負手です」とのこと)

Photo_8

(夏芽)

Photo_6

Img_1063
(左から出村洋介さん、平岡拓也さん、磯崎元洋さん)

Img_1059
(千田五段は後手側をもって継ぎ盤を並べている)

Img_1062
(nozomi、超やねうら王の評価値)

Img_1061
(技巧、大樹の枝の評価値)

(夏芽)

▲3八玉以下、△1四歩▲1六歩△8八歩▲同金△6六歩と進み、この局面で山崎叡王が長考に沈んでいます。この△6六歩を▲同銀は△7九角と打つ手が厳しく、(1)▲7八金右は△4六角成、(2)▲7八金左は△6八角成▲同金△8七飛成があります。

Photo_4

Photo_5

(夏芽)

封じ手の▲4九玉以下、△5三銀右▲4六歩△2二玉▲7八金△6四金▲6八金引△3三銀▲3八玉と進みました。

Photo_3

「少しずつ後手にリードされている印象を受けますね。先手はどこに玉を移動しても、安住の地はないですね。▲7一角△5二飛▲6二歩をいつやるのか。でもそれも成立するかは難しいところで、怖い順です」(大石六段)

「▲6二歩の瞬間に、△4四銀右と出てこられる手がありますからね」(澤田六段)

Img_1051
(大石直嗣六段)

Img_1056
(澤田真吾六段)

(夏芽)

2_3

3_2
(コンピュータ音声の読み上げにあわせて1日目の棋譜を再現する)

8
(50手目△3一玉の局面)

10
(立会人の福崎九段が封筒を開けて「封じ手は▲4九玉です」と告げる)

11

12
(全員が一礼して2日目開始となった)

(夏芽)