「序盤から積極的に動いて行った阿部四段がリードを奪い、
そのまま押し切るのかと思いましたが、中盤から突然、混戦
模様となりました。阿部四段の方が決め手を逃したのかもし
れません。不利な時間が長かった加來アマが、果敢に千日
手を打開しぎりぎりの終盤に。最後も阿部四段の方に勝ちが
あったように見えましたが、はっきりした敗着はわかりません。
本局の終盤は、加來アマが強かったということだと思います。
新人王戦は、ここ数年2-0で終わることが多かったので最終
局はとても楽しみです。両者にはまた本局のような熱戦を期待
しています」(千葉幸生六段)
本日は1日ご観戦ありがとうございました。第3局も
本サイトでお楽しみ下さい
(吟)
]]>逆転で第2局を制した加來アマ。決勝戦まで数々の逆転劇を演じてきた
終盤力は健在であった
中盤から指しやすいと言われていた阿部であったが、無念の逆転負け。
じっと棋譜を見ている
千日手打開の決断が勝利に結びついたか
(吟)
]]>加來アマが151手で制し、逆転勝利で1勝1敗とし、第3局へ望みを繋ないだ。
第3局は10月22日(金)10時より東京・将棋会館にて行われる。終局は18時
17分。消費時間は両者ともに2時間59分。
後手玉は受けなし、先手玉は詰みがなく投了となった
(吟)
]]>図の局面から▲4三馬~▲2五馬で急所の桂が
抜かれてしまい先手玉の上部が厚くなっている
(吟)
]]>飯島栄治六段や佐々木慎五段も検討に加わり、
さらに控え室は賑わいを見せている
(吟)
]]>図は加來アマが▲6四馬とした局面。控え室の中村九段は
「後手が少し先手の攻めを余してそう」とのこと。後手が優勢
のようだ
(吟)
]]>図は加來アマが▲6四角打とした局面。この角は控え室
では重いと言われていた角。▲6四角打では▲7八飛△
7七歩▲同飛が検討されていた
(吟)
]]>図の局面で控え室のムードは形勢互角だが、
田村六段は「気持ちで勝ちにいっているので」と
千日手を打開しにいった加來アマの側を持ちた
いと語っていた
(吟)
]]>第39期(2008年)新人王の佐藤天彦五段と師匠の中田功七段。
師弟揃っての登場
(吟)
]]>阿部、2度目の△4七金に加來アマが考え込んでいる。
先手から打開する順を模索しているのだろう
(吟)
]]>