第30期竜王戦七番勝負のシリーズ成績は、羽生棋聖の2勝0敗となりました。第3局は11月4・5日(土・日)、群馬県前橋市「臨江閣」で行われます。
第2局の中継は、以上で終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。第3局もお楽しみに。
感想戦は19時28分に終了しました。
]]>大盤解説会から対局室に戻り、感想戦が行われました。
]]>感想戦の前に、渡辺竜王と羽生棋聖は大盤解説会に登場。多くの人がカメラを構え、両者の感想に耳を傾けていました。
]]>(勝った羽生棋聖。2連勝スタートを決めた)
【羽生棋聖のインタビュー】
――羽生棋聖は連勝スタートです。総括して、いかがですか
羽生 ちょっと序盤を失敗したんじゃないかなと思っていて、少しずつ苦しいのかなと思いながらやっていました。
――封じ手のあと、△7七桂打が強烈な手と評判でした
羽生 ちょっと、ほかの手だと切れちゃいそうなので、これは仕方ないかなと。ちょっと攻めが細いので、どうかなと思って指していました。
――そのあとも激しい戦いになりました。いけるかなと思ったのは、どのあたりでしょう
羽生 終盤で△7九竜と回る手が見つかって、駒が取れる形になったので、よくなったかなと思いました。
――連勝で3局目を迎えます。どのような気持ちで臨まれますか
羽生 自然体で、いつもと同じように次の対局も迎えられたらなと思います。
(敗れた渡辺竜王は苦しくなった)
【渡辺竜王のインタビュー】
――本局を振り返って、いかがですか
渡辺 序盤で守勢になってしまったので、面白くない将棋になってしまったと。指し掛けの日はそんな感じでした。
――△7七桂打から激しくなりました
渡辺 受け方が見つからなくて。想像していたよりも厳しい手でしたね。
――連敗スタートになってしまいましたが、3局目はどのように臨みますか
渡辺 ここまで内容もよくないので、もう少しマシな将棋を指さないといけないです。
第30期竜王戦七番勝負第2局は、128手まで羽生棋聖が勝ちました。開幕から連勝、復位に向けて大きな前進です。第3局は11月4・5日(土・日)、群馬県前橋市「臨江閣」で行われます。
17時7分になって渡辺竜王が▲9一角成を着手し、テンポよく指し手が進みました。図は▲2四桂と反撃したところ。羽生棋聖が金銀7枚を手にし、差を広げています。渡辺竜王が追い込まれているようです。
]]>大船渡は2016年にギネス世界記録を達成しています。記録名は「最も長い食用魚の列」。「三陸大船渡さんまつり」に361人が参加し、1260匹の生さんまを並べました。
]]>対局場の大船渡市民文化会館(愛称はリアスホール)は、建築家の新居千秋氏によって設計された建物。穴通磯をモチーフにデザインされています。東日本大震災のときには、避難所として使用されました。