第43期決勝三番勝負第2局 Feed

2012年10月23日 (火)

第3局は10月31日(水)

決着の第3局は10月31日(水)に東京・将棋会館で行われます。お楽しみに。

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(感想戦は18時41分に終了)
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(本日の棋譜)

(牛蒡)

感想戦(永瀬五段)

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(終盤戦の感想。天井を見上げた後に「粘る手がないですね」と語った)

(牛蒡)

感想戦(藤森四段)

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(牛蒡)

感想戦

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(牛蒡)

終局直後

終局後にインタビューが行われました。

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(藤森四段は第3局に望みをつないだ)

■藤森四段インタビュー

――本局を振り返って

途中は自信がなかったんですけど、▲8四歩(81手目)が利いて▲6一角(85手目)が打てて、
そのあたりは勝負になったかなと。自玉が堅いので。

――控室の検討では、その周辺で形勢が動いたという意見もありました

やっているときは全然わからなかったです。最後も穴熊が遠くて寄りにくいので。

――第3局に向けて

今日はこの将棋を一生懸命がんばろうと思っていたので、勝てて良かったです。
第3局も同じように一生懸命がんばりたいです。


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(永瀬五段は厳しい表情)

■永瀬五段インタビュー

――今日の将棋はいかがでしたか

△3一歩(80手目)が大悪手で、もったいない手を指したなと。
この歩が最後まで残ってしまいましたし、いろいろ悪いことも起こってしまったので……。
ひどい手でしたね。

――第3局に向けて

そうですね、こういうひどい手を指さないように気をつけてがんばりたいです。

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(牛蒡)

藤森四段、第2局を制す。決着は最終局へ

Shinjin201210230101_133_2この手を見て永瀬五段が投了を告げた。三番勝負のスコアは1-1のタイに。決着は最終局の第3局へ持ち込まれた。

(文)

直線一気

125藤森四段が決めにいきました。
控室では「元気がある」、「さすが直線一気」の声。
直線一気は藤森四段が好きな言葉です。


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(西村九段門下の歴代優勝者3人、藤井九段、三浦八段、阿部健五段)
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(10月からプロになった竹俣紅女流2級)

(牛蒡)

依然として先手優勢

114_2図の△3七角について、鈴木八段は「あやしく粘っている」、片上六段は「見えにくいですね。いい手だと思うけど」という感想。(1)▲4五角には△4六角成と馬を作って勝負しようとしています。しかし(2)▲5三歩くらいで依然として先手優勢のようです。


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(継ぎ盤には5筋に歩が垂らされている)

(牛蒡)

リフォーム術

112永瀬五段の粘りが功を奏しているようです。竜を玉側に引きつけて穴熊をリフォーム。勝負の行方は分かりません。


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(17時15分、天井カメラの映像)
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(船江恒平五段がモニタを見つめている)
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(佐藤慎一四段。しばらくして船江五段に声をかけて、二人で控室を去った)

(牛蒡)

安恵八段門下の兄妹弟子

永瀬五段の兄弟子である上野裕和五段、妹弟子の加藤桃子女流王座が来訪しました。
継ぎ盤から少し離れた位置で検討を見守っています。

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(牛蒡)